2009年06月28日

『レスラー』

全編を通して切なさが蔓延しているプロレス映画でした。
中年になってもプロレスを続けるレスラーの苦悩と孤独を、
2時間ぶっとおしでこれでもかと描いています。

その、人生においてプロレスしかないとても不器用な男を、
ミッキー・ロークが完璧に演じています。
体は頑強に鍛え上げていてもどうしても隠せない顔のしわ。
そして、背中で感じさせる男の哀愁。
実に見事な役作りと演技でした。


「老いと孤独」がテーマの作品としては、
最近見た『グラントリノ』が思い出されますが、
『グラントリノ』のクリント・イーストウッドは自らの老いを認め、
それに決着をつけようとしていたと感じますが、
『レスラー』のミッキー・ロークは、ひたすら老いに抵抗していました。
それがあの印象的なラストに集約されるのですが…


まとめますと、『レスラー』はいい映画です。
しかし、全編通してあまりに切ないのと、
肉体的にも精神的にも「痛い」シーンが多いので、
爽快感が得られないという点で星四つです☆☆☆☆。
posted by 地獄坂 at 22:28| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月20日

『人生心得帖』松下 幸之助

じんせい.jpg
アマゾンで詳細を見る

松下幸之助氏の一連の著作を読むと、
いつもその人生観、仕事観に感嘆します。

本書も『道をひらく』『社員心得帖』と同じく、
松下氏独特の運命論的な人生観が語られていますが、
一般的な成功論の本よりも自分には等身大に感じられるのです。

例えば、松下氏は、
「人生の80%は運命であり、
 残された余地の20%なりの範囲において、
 せいいっぱいの人事を尽くすことが大事である」

と語っています。
それが「人事を尽くして天命を待つ」という言葉の意味であると。

そもそも、松下氏の語る人生の成功は、
お金や地位や名誉などの一般的な成功と異なっているのです。
松下氏は、成功とは、
「自らに与えられた天分を生かしきり使命を遂行すること」
だと語っています。
その意味では、成功は特別な何かだと思えなくなります。
さしずめ自分にとっては、
「化学の知恵で人間社会に貢献すること」が成功かもしれません。
成功も、松下氏に語らせたら等身大になるのです。


もう一つ、本書の「病とつきあう」という項に感動しました。
松下氏は、長寿でしたが若い頃は病気に悩まされろくに仕事も出来なかったそうです。
しかし、「これが運命ならば仕方がない。甘んじて受けよう」と腹をくくったら、
逆に病気の方から逃げていき、年を経る毎に健康になっていったそうです。
病気になったことを悔やんだり認めなかったりするのではなく、
運命だと思って受け入れることは自分にも必要な姿勢だと感じました。


人生に迷ったとき、折り入って読み返したい良書です。
posted by 地獄坂 at 22:15| ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『森永卓郎の経済なんでも相談室』森永卓郎

アマゾンで詳細を見る

経済に限らず、政治問題、家庭、投資のことなど、
様々な質問に森永先生がズバズバと答えていく本です。

おそらく高校生が読んでも理解できるほど、
株や為替やバブルについてわかりやすく説明しています。
そういう意図では『経済ってそういうことだったのか会議』と似ているかも。


しかし、そこは経済評論家としては異色の森永先生、
「結婚して得することはない」
「余ったお金は全てオモチャに使っている」
「貸家より持ち家の方が有利」
など、ちょっと「ん?」と思う意見も散見されます。

まあ、そこらへんを差っぴいて、
経済の基礎知識を得たい人には良い本ではないでしょうか。
posted by 地獄坂 at 17:12| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

『変な人の書いた成功法則』斎藤 一人

へんなひとのかいた.jpg
アマゾンで詳細を見る

銀座まるかんの社長で
毎年納税者ランキングに名を連ている斎藤一人氏の著作を、
始めてよんでみました。

この人はかなり多くの著作をだしているので、
一番売れてそうな本作をピックアップ。

感想としては、
「変な人の書いた」という割には、
かなりまっとうなポジティブシンキングの本でした。
成功法則というよりは、「癒し系」の本の部類に入ると思います。
まるで相田みつをのような。

この本に繰り返し述べられている言葉で、
「人生において困ったことは起こらない」という主張があります。
どんな苦労も困難も、「困った」と思うから本当に困るのであって、
「困った」と思わなければいいということです。
この言葉から、斎藤一人氏という人は相当の楽天主義者だということがわかります。
完全にこの考え方をまねはできないけど、
折り入って口ずさみたいいい言葉だと思いました。

あと、自分がこの本で好きな言葉で、
「人間はそのままで完璧だ。病人は病人のままで完璧なんだ」というのがあります。
この言葉には勇気づけられましたね。
自分は病気を抱えていることに、ある種劣等感をもっていたのですが、
もう開き直ればいいんだということがわかりました。
病気を抱えていることはしょうがない。
うまく付き合っていけばいいんだって。


この本を読んで成功はできないだろうけど(笑)、癒されました。
posted by 地獄坂 at 19:09| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月13日

金時山登山

IkvDYJxEqrCq0cac1o03ks3kskXL01.jpg

先週の日曜日に、
神奈川県の金時山に登ってきました。

この山は金太郎が遊んだと言う伝説を持つ山で、
頂上からは富士山の雄大な景色が眺められます。

だけど、当日はあいにくのくもり。
頂上からは富士山はちょこっとしか見えませんでした。

しかし、頂上からの箱根、芦ノ湖方面の展望はすばらしかった!
(上の写真)
また、晴天の時に登りたいと思った山でした。

行程時間も3〜4時間ぐらいで、傾斜もそんなにきつくないので、
ハイキング気分で気軽に登れるいい山だと思いますよ。
オススメです。
posted by 地獄坂 at 12:49| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。