2009年05月24日

『HEALTH HACKS!』川田 浩志

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ビジネス本大好きな医者が書いた、
ビジネスマンのための健康本です。

『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』(山本ケイイチ)を、
より包括的にしたような内容です。
運動、バランスのとれた食事をいかに「仕組み化」するかが書かれています。

ただ、悲しいかな。狭い寮暮らしの自分にとっては、
実行できない「仕組み」が結構多く書かれていました。
もし、寮から広い部屋に引っ越したら、実行したい健康法は…

○家庭用トレッドミルで自宅で「ながら」ジョギング
 英語の勉強とかTVを見ながらジョギングをしたいですね。
 これなら平日仕事帰りでも続けられそう。

○ジューサーで新鮮な野菜・果物を朝に飲む
 日頃の野菜不足は自覚していますが、
 寮でご飯が出るので自分では改善できないんですよね…
 この本を読んでたら野菜ジュースが飲みたくなってきました。

○ホームベーカリーで小麦全粒粉のパンを自作
 朝はパン党なのに寮の朝飯は常にご飯なんですよ。
 毎日焼きたてのパンが食べれたらなんと幸せか!

書いていて「早く寮を出たらいいんじゃない?」という主旨になってきましたね(笑)
とにかく、独り身には実行しづらい健康法がこの本には結構書かれていました。


でも、今すぐでも実行できる健康法も書かれていましたよ。

○ウォーキングをするときはちょい早ペースで
 そうしないと筋肉への負荷が軽すぎて意味がないそうです。
 さっそく毎日の徒歩通勤で実行できそう。

○実はコーヒーは健康にいい!
 脳梗塞や肝臓ガンを防ぐ効果が科学的に認められているらしいです。
 一日4〜5杯コーヒーを飲むコーヒー党の自分にとってはうれしい情報。

○男でも日焼け止めと保湿剤は重要
 紫外線は百害あって一理なし。
 30歳をすぎると顔のお肌のケアで差が出てくるらしいです。
 炎天下でジョギングや登山をするときは気をつけよう。


健康が課題で、健康法が大好きな自分にとっては面白い本でした。
普段、健康に無頓着で体調に不安を感じている人にはオススメの本です。
posted by 地獄坂 at 19:56| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『断る力』勝間 和代

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あの勝間和代氏がアサーティブの本を出しました。
それも題名は『断る力』。

以前次から次へと降りかかってくる仕事を断りきれず、
体調を悪化させた自分にとっては、まさにうってつけの本でしたね。

アサーティブの枠にとどまらず、
勝間流主体的仕事術が余すところなく語られています。
仕事でなんとなく周りに流されそうになったとき、
何度も読み返すことになりそうな本です。


本書では、自分の軸を持ち本当にやりたいことをやるためには、
「断る力」を一刻も早く身につけることが大事といっています。
そのためにも、嫌われること、嫉妬されることを恐れてはいけない。
それが相手との対等な人間関係を築くことだといいます。
(よくこのことをアサーティブな関係といいますね)

「断る力」をみにつけるためには自分の軸を持つことが必要ですが、
そのためには適切な「自己評価」が基本となると勝間氏は述べています。
ここでマーカス・バッキンガムの『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』が紹介されています。
この本はアンケートで自分の強みの5パターンがわかる非常に面白い本ですが、
このような本を使って自分の得意分野を把握することが「自己評価」につながります。

『断る力』と同時に、『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』もオススメですよ。
posted by 地獄坂 at 13:51| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今号のアソシエがおもしろい件

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今号のアソシエの特集、
「必要とされ続ける人の見切る力」が面白いっす。

本田直之氏、勝間和代氏、土井栄司氏などの著名人が、
自信が成長するために何を見切って捨ててきたかが語られています。

この不況時、現代のビジネスマンは力を蓄えられることを要求されてますが、
仕事、勉強、人間関係、読書などかけられる時間は限られています。
そこで、好きなこと、得意なことに焦点を絞って、
残りは見切るということが大事だと書かれています。

アソシエに載るような成功者たちでさえ、
成功するための道のりのうちには、色んなことを見切ってきたということがわかりました。


元々能力のある人たちでさえそうなんですから、
凡人でキャパが少ないオレなんてよりたくさんのことを見切る必要がありますね(笑)

ただいま自己勉強中の英会話、使う機会がないのなら見切った方がいいのかな?
うむう、悩むなぁ…
posted by 地獄坂 at 13:02| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最近の体調

先週は、復帰して異動してから初の5日間勤務でした。
5月に異動してからというもの、もう毎日が新鮮で、
刺激にあふれ新入社員のような気持ちです。
改めて「化学の世界って奥深い!」と思っています。

それゆえ、最近は仕事に対するやる気も増してきて、
ついついがんばっちゃって「元の体調に戻すこと」を忘れてしまいがちでした。

昨日なんて、普通に公園を走っていたら、
50分で吐き気をもよおしてきて、50分でダウンしました(笑)
いかんですね。健康管理は無理をしないようにしなくちゃ。


今は意欲と休養のバランスを上手くとって、
仕事に慣れていって元の体調にソフトランディングすることが目標です。

おそらく、最低半年ぐらいはかかるんじゃないかな。
まあ、焦らずゆっくりやっていきます。
posted by 地獄坂 at 12:41| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

日本科学未来館

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お台場にある日本科学未来館に始めて行ってきました。

特別展で「ターミネーター展」というのをやっていて、
「動いているターミネーターが見れるかも?」と期待したら、
ただのでかい模型とターミネーター4の宣伝だけでちょっとがっくりきました。


しかし常設展示は良かった!
ナノテク、先端医療、地球環境問題などの様々な科学トピックが、
ほぼすべて体感型アトラクションで説明されていて、
大勢の子供たちがそれらに夢中になっていました。

上野の国立科学博物館と比べると規模は小さいのですが
体感型という意味では、とても面白い施設でした。

きっとあの子達は、意味も分からずアトラクションに夢中になってたと思うけど、
後々理科などで知識を身につけて「あぁ、あれはこんな意味だったんだ!」
と「アハ体験」をすることになるんだろうなぁ…
と、理系男は勝手に妄想しました(笑)


常設展だけでも行く価値あり!単純に面白いっす。
posted by 地獄坂 at 20:19| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『社員心得帖』松下 幸之助

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松下幸之助氏の本を読むといつも、
当たり前でとても大事なことなんだけど、
普段は忘れがちなことを思い出させてくれます。

本書は「社会人として会社で働くこととはどんなことか」の心得を、
新入社員、中堅社員、幹部社員の章に分けて説いています。
その教えは全て、どんな社員であっても心に沁みることばかりです。


なかでも、自分にとっては、
「自分がこの会社に入社したのは一つの運命である、
 というような覚悟をもつことが大切」

という言葉に非常に心打たれましたね。
その会社に入ったことを自分で「選んだ」のではなく、
会社と個人双方の意思が一致して「出会った」のだと考えると、
もはや運命といって等しいことですものね。

この松下氏の考え方は、現代の「会社に依存するな」という風潮には、
真っ向から反対するものかもしれませんが、
先の見えない現代だからこそ、日々真剣に仕事に望むために大事な考え方だと思うのです。


松下幸之助氏の信念は何十年経っても色あせないと思います。
全ての会社人にオススメできる良書です。


関連記事

『実践経営哲学』

『道をひらく』
posted by 地獄坂 at 19:55| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『凹まない人の秘密』アル・シーバート

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「今このタイミングでこの本に出会えて良かった!」
と思えた作品でしたね。

というのは、自分はつい最近まで病気による休職と復帰から、
毎日のように心理的に凹んだ生活を送っていたのですが、
今現在は将来の見通しがある程度たち、
その困難が自分を成長させたと思えるようになったからです。

それが本書で言われているセレンディピティ、
いわゆる「困難を幸運に変える力」にとてもうまく当てはまるのです。
おそらく、どん底にいた時に本書を読んでも、
素直にセレンディピティの概念を受け入れられなかったでしょう。


その他でも、本書は多くの教えを説いてくれます。
決して他人のせいではなく自己責任で生きることの大切さ。
問題解決に現実的、主体的に取り組む方法など。
心の強い人、本書でいう「凹まない人」へのなり方を教えてくれます。

薄くてとても読みやすいけど、中身は濃厚な一冊。
自分的にはD.カーネギーの『道はひらける』なみに、
何度も読み返すことになると思う本です。

「凹まない人」を私も目指したいです。
posted by 地獄坂 at 19:32| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月12日

なんてタイミング!

店員が決めた第1回『CDショップ大賞』、相対性理論の『シフォン主義』


ゲゲー!
相対性理論の『シフォン主義』が第1回『CDショップ大賞』なんて賞をとってる!
しかも、Perfumeや宇多田ヒカルやMr.Childrenを抑えての大賞!
みんな結構こういう音楽好きなのね。

オレがレビューを書いた翌日にこのニュースですよ。
なんたるナイスタイミング。神がかっていますな(笑)


しかし、受賞は『ハイファイ新書』じゃなくて『シフォン主義』の方か〜
文中では全天候型ポップとかいう、よくわからない括り方をされているし。
オレから言わせて貰えば相対性理論は、超不思議系中毒型ゆるゆるロックです。
特に『ハイファイ新書』は中毒性が高く、ゆるゆるゆるゆるしています。


以前、レビューで売る気ゼロなんて書いてホントすみませんm(_ _)m
これはブレイクしますね。売れますね。

こうなったらメンバーもメディア露出ゼロとかいってられないんじゃないか〜
(と、勝手に期待…)
posted by 地獄坂 at 21:42| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

『シフォン主義』相対性理論

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相対性理論の1stアルバムです。

相対性理論のファンの中では、
今作と2nd『ハイファイ新書』の間で好き嫌いが分かれるらしいですが、
聞いて納得!一聴すると違うバンドのような感じがします。

感想としては、『シフォン主義』の方がとっつきやすく、
荒削りですがキャッチーでちゃんとロックしています。
しかし『ハイファイ理論』のゆるゆる不思議系雰囲気は薄まっています。

アルバムとしての完成度と中毒性は、2ndの方が上ですね。
でも、オレは『シフォン主義』も好きですよ。
2曲目の「LOVEずっきゅん」にはかなりずっきゅんきました(笑)

歌詞の不思議っぷりも健在です。
例えば、ラスト曲「元素紀行」から…

「酸素 水素 二酸化炭素 酸素 炭素
 酸素 水素 二酸化単細胞
 ウォウ ウォウ イェーイ
 三分間でもいいから 三分間でも」 

もう訳分かりません。完全に化学をなめていますね(笑)


これから相対性理論を聴く人には、
1st→2ndの順番で聴くことをオススメしますね。

相対性理論の2作品、当分ヘビーローテーションになりそうっす。
posted by 地獄坂 at 20:59| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【紹介記事】私が景気回復を確信した理由

趣味でインデックス投資をやっている身にとっては、非常に心強い記事です。

私が景気回復を確信した理由−宋文洲

(宋文洲氏はソフトブレーンの創業者です)

本文より抜粋

「私が今年後半に景気が回復すると強く思ったのは、ここ1年半であらゆる資産や商品の価格が過剰に下落しているからです。同じスピードでもう1年下落すると全ての価格がなくなってしまいます。そんなことは不可能である以上、今年のどこかで下落が緩やかになるはずです。それが景気回復の始まりでもあります」

「実際に、その通りの現象はここ1カ月で起きています。また下落の動きが戻ってくることがあるかもしれませんが、それでも今年の後半までに市場の疑心暗鬼はなくなると思います。「不況は10年続く」という評論家もいますが、そんな人に限って2年前は「サブプライムローンは米国の問題で日本とは関係がない」と言っていました。」


確かにここ一か月は日経平均もNYダウも上向きで、
為替も多少円安方向に傾いてきているようですね。

ちゃーと.gif


問題は実体経済への影響ですね。
メーカーに勤めている身としては、いまだ物が売れていないことを実感しています。
この流れが上向きになって物が売れてきてはじめて景気が上向いたと言えると思います。

再び物が売れだして日本の製造業が復活するのを待ってます。
経済もポジティブシンキングで!
posted by 地獄坂 at 15:12| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『図解雑学 液晶のしくみ』水田 進

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一応うちの会社は液晶素材で儲かっているので、
いずれ仕事上知る必要があるかもしれないということで、
本書『液晶のしくみ』を読んでみました。

初めは「ファンデルワールス力とは何か」とか、
「液晶分子とは何か」などの化学の基本の話だったので簡単だったんですが、
実際の液晶モニターの作動原理や色の付け方の話になったら難しい!
つくづく自分が電気・物理関係の知識が弱いことを思い知りました。

おそらく化学だけではなく電気・半導体関連にも強い人にとっては、
本書は図も多く読みやすい部類に入るのでしょう。

将来、液晶素材の研究開発を手掛けることになったら読みなおします…。
(おそらくないと思うけど)
posted by 地獄坂 at 14:41| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新たな出発

5月から研究開発部署に異動になりました。
入社して約4年間、紆余曲折を経てようやく希望の研究開発ができます。
今は、万感の思いですね。

内容は、学生時代の研究とかなり似通っています。
しかし4年間畑違いにいたというブランクがあるので、
今はモリソンボイドなどを読み返して、
(有機化学の基本書)
当時の勘を呼び戻そうとしています。

だけど、あくまで今はまだリハビリ勤務の身。
当面の目標は、病気を治すことと、
今の部署に慣れることです。
はやる気持ちをおさえて、
毎日「焦らずゆっくり」を自分に言い聞かせています。

いずれ何年か経って、
「オレの仕事はこれだ!」といえるようなライフワークを見つけられたらと思います。

何事も、長い目で。
posted by 地獄坂 at 14:30| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月10日

『人生の疑問に答えます』養老 孟司, 太田 光

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養老孟司と爆笑問題の太田光が、
仕事、家庭、人間関係など人生の様々な問題に答えていくという本です。

養老孟司は何冊か著作を読んでいて、
『バカの壁』『ほんとうの環境問題』など)
世間の常識からちょっと外れたものの見方をする人だなとは知っていましたが、
太田光もやっぱり「変人」ですね(笑)
TVの「太田総理」とかを見ててもわかりますけど、
独自の視点を持っている上に頭がよく養老孟司とも対等に対談しています。

そんな二人の人生相談ですので切り口は鋭いです。
相談者に決して歩み寄らずばっさばっさと切っていきます。

たとえば「単調な仕事をしていても夢を捨てられないんです」という相談に対して、
養老さんは「創造性は仕事の中から見つけ出せ」、
太田さんは「創造性は幻想みたいなもの、続けていくうちに備わるものだ」と手厳しいです。
決してTV受けしなさそうな人生相談ですね。

でも、自分はそんな二人の視点がおもしろく思えました。
当人が重大だと思っている悩みも、視点を変えたら軽くなるような。
特に養老さんの「自然観」は色んな著書からも伺えましたが、やはりためになります。

『バカの壁』などで養老孟司に興味をもった人なら、
「養老さんなら人生の問題にどう答えるだろう?」と楽しめるでしょう。
posted by 地獄坂 at 21:39| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『どん底からの成功法則』堀之内 九一郎

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「マネーの虎」にも出演していた生活創庫の社長堀之内氏の自伝。
なんとこのかた、ホームレス生活から中古品売買の商売を1から立ち上げ、
年商102億円の会社にまで成長させたという、まさに「どん底」からの成功者です。

本書を読んでいると、堀之内氏が40種以上も職を変えていたり、
銀行からお金を工面するためにウソをついたりするエピソードから、
元々行動力とバイタリティーにあふれていた人なんだなと思いました。
そして何よりも「絶対成功してやる」という自信と思いが強い。
だから、本書で紹介されている成功法則で誰もが成功できるとは思いません。
しかし、ホームレスという極限状態から成功した社長の言葉はやはり重みがあります。

なかでも、参考になったのは以下の言葉です。

・まずは失敗からとことん反省をすること

・プールの水を「とりあえずおちょこで」汲み出しはじめられるにんげんになれ
 目標に向かって、どんなに効率が悪く小さくとも、まずその一歩を踏み出し始められる人間は、
 結果として恐ろしいほど効率のいいやり方で目標を達成することになる

・好きなことを一心不乱にやることで、苦手なことを無意識のうちに克服する媒介になることがある

・分かれ道では絶対に、「得しそう」でなく「楽しそう」を選べ
 人生の選択を決して損得勘定で判断しないこと



そして、ちょっと前まで病気での休職というある意味「どん底」を経験していた自分にとって、
以下の言葉はとても勇気を与えてくれました。

「どん底に落ちた方が、人間ってすごい知恵が湧いてくるから楽しいね」
posted by 地獄坂 at 15:30| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月09日

『たった1%の賃下げが99%を幸せにする』城 繁幸

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『若者はなぜ3年で辞めるのか?』の城繁幸氏の新作。
本書は『勝間和代の日本を変えよう』のような提案型の本になっています。
著者が本気で現在の日本の状況を憂いていて、
日本を変えようとしていることがうかがえます。
その問題への切り口は鋭く、そして読んでいて非常にためになりました。


本書の要旨は、派遣切りやワーキングプアなどの非正規雇用の問題は、
日本の旧来の年功序列制度に元凶があると述べています。
正社員を過剰に保護する年功序列制度の下では、
非正規雇用社員は不況時にはどうしても雇用の「調整弁」として扱われてしまう。
この問題を解決するためには、社会全体で職能給から職務給へとシフトして、
「同一労働同一賃金」を達成するしかないといいます。
いわば、オランダやデンマークのように、
雇用規制を少なくし雇用の流動性を高くした上で、
手厚い再就職支援、セーフティネットを巡らすということです。


その提案をした上で、著者は手厚い保護に守られている正社員に対しても厳しい提案をしています。
年功序列制度が破綻すると求められる人材像も変化する。
それは一定の自己認識と目的意識を備えた自立した主体であり、
それを可能とするのは専門知識と教養であるといいます。


本書を読むと、自分は今は「年功序列制度に保護された正社員」という身だけれど、
将来は労働市場という真剣な荒海に放り出される可能性が高いと思い知らされますね。
著者の言う「専門知識と教養」はまさに自分に足りないと感じていた部分なので、
読んでいて身が引き締まる思いでした。
そのためにも「ビジョン」をもって「努力」を続けたいですね。


日本の現在の様々な問題点が見える良書です。
posted by 地獄坂 at 15:47| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『なぜモチベーションが上がらないのか』児玉 光雄

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自分が「なぜモチベーションが上がらないのか」を、
自己診断式でチェックできるワークブックです。

プレイヤー向きというよりは、
いかにリーダーシップを発揮して部下のモチベーションを上げるかという、
中間管理職向けの本という印象を受けました。

しかし、参考になるポイントはいくつかありました。
例えば…

・「自分」を中心に仕事が存在すると考えるのは勘違いである。
 世の中は「自分」ではなく、「仕事ありき」で成り立っている。

・モチベーションの維持に大切な姿勢として完璧さを求めないことが挙げられる。

・また、大切なのは成果を他人と比較しないことである。

・目標はできるだけ小刻みに設定した方がやる気が高まる。

・「コントロールできること」と「コントロールできないこと」を分けることが大事。
 コントロールできないと判断したものについては、受け入れた方がいい。
 
・自分からプレッシャーをかけてみるということも時には重要。

・自主性が良質の仕事を生み出す原動力になる。

・「重要だが、緊急ではない仕事」を優先することが大事。



個人的には、本書中の「性格診断テスト」をやってみたら、
満点で「控えめタイプ」になったことが気になりました(笑)
仕事は控えめじゃいけない。自分で前に進んでいかなくちゃ。
この点は自分の改善ポイントですね。
posted by 地獄坂 at 12:13| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ヘル』筒井康隆

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実に筒井康隆らしい作品です。
筒井初心者にはとっつきにくい、
ツツイスト向けの小説といえるでしょう。

小説の内容は、登場人物が死ぬと「ヘル」と呼ばれる、
時間軸も空間軸も不規則な地獄世界に行くという設定です。
しかし、死んだら行くはずだった「ヘル」が、
物語が進むにつれ生きている者も「ヘル」に迷い込むようになります。
ここで筒井康隆お得意の「現実」と「非現実」の境界線がなくなる物語になります。
そこに意味なんて求めちゃいけない。
その物語の混沌ぶりをじっくりと楽しむのが筒井作品の醍醐味です。

不条理性とドタバタ感からいったら、
最近読んだ『ダンシング・ヴァニティ』に似ています。


映像化不可能の筒井ならではの小説!
実験小説などが好きな人にオススメです。
posted by 地獄坂 at 11:19| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月06日

石川旅行2日目

2日目はちゃんと写真を撮りましたよ〜(笑)

この日は金沢21世紀美術館と兼六園に行ってきましたよ。
どちらもGWらしくどちらも混みこみでした。

21世紀美術館は現代アートで有名らしくて、
やたら難解で実験的な作品が多かったですね。
作品の質は水戸現代美術館か品川の原美術館、
建物の雰囲気は仙台のメディアテークに似ていました。
しかし、人気はGWということもあって、
圧倒的に21世紀美術館の方が上でした。
にじゅう.jpg にじゅう2.jpg


兼六園に行くのは2回目でした。
私は後楽園、偕楽園と日本三大庭園を見ていますが、
兼六園が一番日本庭園としての貫禄がある感じがしますね。
広くはないけど小さくまとまっているという印象です。
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夜は、金沢市内の近江町市場という有名な市場で、
定番の海鮮丼と石川名産の日本酒を堪能。
く〜、どちらもうまいですね〜。五臓六腑に染み渡る。


こうして、2泊3日を金沢で過ごしましたが、
街の印象としては、仙台と京都を足した感じですね。
程よく都会だけれど、昔ながらの街並みも残した文化的な都市ですね。
お菓子や工芸品などのお土産も多いし。
住んだら居心地がいいだろうなぁ、と思いました。
posted by 地獄坂 at 16:26| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

石川旅行1日目

GWを利用して2泊3日の石川旅行に行ってきました。

1日目は朝一の羽田発小松行きの便に乗り出発。

そして石川の始めのスポットは、松井秀喜記念館です。
松井の歴史を写真と賞状から追ってみて、
彼がいかに偉大な選手かがわかりました。
あと、松井の等身大の蝋人形が館内にありましたがやはりでかい…
足のサイズ29センチって、ゴジラといわれる所以もわかりますね。


お昼は日本海のさちをお寿司でいただきました。
太平洋側の銚子、大洗の寿司をうまかったけど、
日本海の魚介も負けず劣らずうまい!


午後は「忍者寺」と呼ばれるお寺に行きました。
このお寺、はっきりいって今までの人生の中で一番衝撃を受けたお寺です。
詳しく書くとこれから行く人へのネタバレになるから書きませんが、
『NARUTO』をはじめ忍者がよだれが出るくらい好きな自分にとっては、
どストライクな観光スポットでした。
石川県金沢市でも知る人ぞ知るスポットらしいです。
金沢に観光に行く人には激オススメ!


夜はなぜかネパール人が作る激うまインドカレーを食べ、
その後「ラ・フォル・ジュルネ金沢」というクラシックフェスタに行きました。
この「ラ・フォル・ジュルネ」というイベント、
クラシックを気軽に楽しむためのフェスティバルらしくて、
今年は東京と金沢でしか開かれなかったらしいです。
そのチケット代が、交響曲を2曲聞けてなんと1500円。
クラシックにしては破格の安さです。
2年ぶりくらいの生クラシック、それもモーツァルトの交響曲を聞きました。


と、ここまで書いていて、
写真を一枚を撮ってないことに気がついた!
これじゃ全然伝わりませんね(笑)

とにかく、充実しまくりの石川1日目でした!
posted by 地獄坂 at 15:24| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月02日

『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』本田 直之

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『レバレッジ』シリーズで有名の本多直之氏の最近のベストセラー。
今作は、非常に読みやすい『レバレッジ』シリーズの集大成という感じです。
この一冊を読めば本多直之氏の考え方がほとんど理解できると思います。

『面倒くさがりや』というタイトルでも成功していますね。
本書に書かれている法則は、普通の面倒くさがりやが絶対にしないことばかりです。
逆説的に、面倒くさいことを先取りしてやってしまうことで、
未来の手間を省こうというのが本田氏の基本的な考え方です。


抽象的な例を挙げると…

・目標をつくる
・やる気をさげない
・変えられないものに執着しない
・素直になる
・短期で考えない
・がんばらない
・やらないことを決める などなど

具体的な例を挙げると…

・定位置を決める
・体を動かす
・しっかり眠る
・二度寝しない
・二次会には行かない
・議論をしない
・英語を勉強する などなど


1000円で『レバレッジ』シリーズのエッセンスが学べるのは、
安いと言えるのではないでしょうか。
posted by 地獄坂 at 11:26| 🌁| Comment(0) | TrackBack(2) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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