2008年12月31日

『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ パウシュ, ジェフリー ザスロー

さいごのじゅぎょう.jpg
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今年は実に様々な本を読んできましたが、
最後に、まさに読み納めにふさわしい、という本を読むことができました。

この本は、ベストセラーにもなり、動画も無料で配信されているため、
知っている人も多いと思いますが、
アメリカのカーネギーメロン大学の教授ランディ・パウシュが、
ガンにより余命数カ月だと宣告された後に講義した「最後の授業」について書かれています。
授業のテーマは「自分の夢をかなえる方法と他人の夢を助ける方法」です。

動画を見ても、本を読んでも、
この人はホントに余命数か月を宣告された人なのかというほど、
ランディ教授は楽天家で活動的です。
そしてユーモアのセンスにあふれていてひたすら明るい(笑)
その教授が小さい時の夢をことごとくかなえてこれたのは、
その楽天的で活動的な生き方によるところが大きいと思いました。

ランディ教授は、余命を知ることで逆に、
残された人生を「楽しむ」ことを選んだのです。
そして、多くの健康に恵まれた我々が教授と同じように
人生を「楽しむ」ことができない理由はありません。

本書と授業の動画を
改めて、「自分の夢」「いかに人生を楽しむか」について考えさせられました。


「最後の授業」の動画だけならばYouTubeで無料で見れます。
http://jp.youtube.com/watch?v=LSgEsqasWjI&feature=PlayList&p=915E1490158E8FDD&index=11
動画を見て、興味を持ったなら本も読んでみることをオススメします。


今年最後の大晦日に「最後の授業」に出会えた幸運に感謝します。
posted by 地獄坂 at 15:12| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月30日

『稲盛和夫の実学 - 経営と会計』稲盛和夫

じつがく.jpg
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稲盛和夫が自らの経営と会計の理念を語った本。
ページ数は薄いけど、そこには経営・会計のエッセンスがかなり濃縮されていました。

稲盛氏は技術畑出身で京セラを設立したという特異な経歴の持ち主なので、
その会計理念はまさに「正道」と言うべきものです。
『実践経営哲学』で松下幸之助が語った経営学が「正道」であったと同様にです。
特にメーカー勤めであれば、事務畑・技術畑問わず、
本書の語る経営・会計の「正道」は役に立つと思います。

『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』(林總)と同様に会計の入門書としても最適。


自分は今、実務でそれほど会計的な業務に携わっているわけではありませんが、
メーカーに勤めている以上会計は避けては通れない道だとは感じています。
その、必要になったときに読み返すのが本書と『餃子屋』になると思います。
posted by 地獄坂 at 14:03| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月29日

今年を振り返って

土曜日に大学の部活の同期が、
自分の回帰祝いも兼ねて忘年会を開いてくれました。
学生時代のワッショイしていた時に戻れた感じで、楽しかったです。

お祝いでポニョのぬいぐるみをもらって「ポニョだ―!」と単純に喜んだ自分を、
「三十路前だよな」と冷静に眺めてみて、「おいおい」とも思いました(笑)


しかし、こういうときってホント横のつながりって大事だなって思いますね。
今年は特に、ほとんどの時間を仕事とは無関係の場所で過ごしたので、
社外の人脈のありがたみというのが身にしみました。
社会人になると会社の時間が長くなるので意識的に大切にしなきゃ、ですね。


そう思うと、今年を振り返ると、ホントに転機の年でした。
病気による休職で、もがき苦しんだ時期を経て、12月に無事復帰。
その間で、自分の中の価値観も相当変わったと思います。
将来、「あの時期があったからこそ」と思える日がくると思いたいです。
「自分は成長した」と信じたいです。


来年は、気持ちを新たに!
希望をもって無理せずにやっていきたいと思います。
posted by 地獄坂 at 21:41| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『 英会話ペラペラビジネス100』スティーブ ソレイシィ,ロビン ソレイシィ

えいかいわぺらぺら.jpg
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「ビジネス英会話ってこんな簡単な表現でいいの?」と、
日本人が持っている常識を覆してくれる本ですね。

日本人はとかく英会話に対して高校英語で習うような、
難しい文法で長い文章を作らなくてはと思いがちですが、
ビジネスで求められているのはそうではなく、
良くつかわれるパワーフレーズを覚えることらしいです。
この本では、そのパワーフレーズが100個紹介されています。

また、『「どうぞ」はPleaseではない』など、
日本人が陥りがちな間違いをコラムで紹介しているのも役に立ちます。

TOEIC対策にはならないけれど、
ビジネス英会話に即効性を求めるならオススメの一冊です。

自分にとっては、本書のCDはヘビーローテーションになりそうです。
posted by 地獄坂 at 21:17| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『地球が静止する日』

今年最後の映画にして、今年最大の拍子ぬけ作品でした。
とにかく、大きく広げた風呂敷の畳み方が下手すぎます。
ラストで「ええっ!全人類の運命がそんなに簡単に決まっちゃうの?!」と思いました。


『地球が静止する日』と似た宇宙人侵略型映画として『宇宙戦争』が挙げられますが、
私は『宇宙戦争』の方は大好きなんですよね。
以下、2作品の類似点と相違点を挙げてみます。

〈類似点〉
・圧倒的な文明を持った異星人が地球を侵略
 人類は基本的になすすべがない 

・異星人が人類を滅ぼそうとする理由がよくわからない

・物語はある一組の親子を焦点に描かれる

・大風呂敷の畳み方(ラスト)がとにかく拍子ぬけ!

〈相違点〉
・『宇宙戦争』の異星人はとにかく好戦的で残酷、
 『地球が…』の異星人はなぜか少し友好的

・『宇宙戦争』の侵略シーンはとにかく凄惨で人死にまくりで終末感高し
 『地球が…』は良く分からないナノロボットで街が壊れていく映像だけ。血もほとんど出ない(笑)

・『宇宙戦争』では人々はとにかくパニックして逃げ回る
 『地球が…』の人類は意外と冷静。国の機関もちゃんと機能しています。
 
・『宇宙戦争』のテーマは死とか死とか死(笑)
 『地球が…』のテーマは人類愛?


とにかく『地球が静止する日』は、人類が存亡に危機に陥っている割には、
終末感は少ないし人々もパニックしないので危機感が薄いのです。
それが自分には、ものすごく物足りなかったのです。

そして、異星人の代表を演じるキアヌ・リーブス。
『マトリックス』のネオのイメージをそのまま本作に持って来たんじゃないか?と思いましたね。
当然のことながらSFとして『マトリックス』を全然越えてませんが。
ただ、その能面顔は感情があるのかないのかわからない異星人を演じるには適役でした。


予告編と映画タイトルで期待値を上げすぎました。
非常に残念な作品です。
posted by 地獄坂 at 21:04| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月25日

せめて形だけでもね

せめて形だけでも『できるビジネスマン』風になりたくて、
朝5時半に起きてランニングなんてしてみました。
寒いです。めっちゃ寒い上に朝の6時はまだ暗いです。

そんな感じで走っても、最近は3キロ走っただけで息が上がるんですよね。
やはり「八ヶ月のブランク」で会社に通うことに体力を使っているからかな?
まあ、今後の大会が4月のかすみがうらマラソンなので今は焦らんようにしておこう。


「毎日走る」以外の『できるビジネスマン』風のことってなんだろう?
思いつくままに書いてみると…

・残業はせずに定時内で仕事は終わらせる!

・毎日英語学習をする

・毎日ブログ更新(一日一ネタ)

・毎日一日一冊の読書習慣

なんかこれを全てやろうとするのは無理だぞ。
いいや、当分は「毎日走る」だけで(笑)

仕事だけでなく、何事も健康が第一です!
posted by 地獄坂 at 15:44| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

『数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本』細野 真宏

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「数学的思考力」と銘打っていますが、
内容に数式はほとんどでてきません。
どちらかというと文系パーソン向けの、
ロジカルシンキングとメディアリテラシーを高めるための本といっていいかも。

さすが、数学の受験参考書や経済の教科書で大ベストセラーを出した著者なだけあります。
内容は数学を全くしらない人にとってもわかりやすく、
そして有意義なものです。


個人的には、情報の原因と結果をフローチャートを使って説明し、
その時に論理が細かすぎず、広すぎずの「心地よい思考の歩幅」を持っていた方がいいという、
教えはすぐに役に立ちそうでした。

日々のニュースでも、仕事でも、ある情報をフローチャートに書いてみる。
そして、それを誰かに説明してみる。
その時、相手がうまく納得してくれれば「数学的思考力」を持っているといえるそうです。


しかし、本書はわかりやすいためさらっと読めてしまいますが、
本当に内容を身につけようと思ったら何度も読み返して、
自分で問題を設定して解いてみないと「数学的思考力」は身につかなそうですね。
posted by 地獄坂 at 15:43| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月22日

【紹介記事】「不幸せな気持ち」でもいいじゃないか

他人のブログから気に入った言葉を勝手に持ってくるシリーズ。
今回は、いつも見ているLifehacking.jpからです。
暗いニュースが多い最近にふさわしいエントリーです。

「不幸せな気持ち」でもいいじゃないか−Lifehacking.jp

上記エントリーによると、人間は、
『「他人の方が自分よりも幸せに違いない」と考えてしまう潜在的なバイアス』
を持っているらしいです。
いわゆる昔からいう「隣の芝は青く見える」ですね。

しかし、たとえ今、不安や不幸せな気持ちを自分が持っていたとしても、
『悲しいことにも、不幸な気持ちにもちゃんと理由があるのだから、
「今は悲しい時期なんだ」と、それを過少評価も、過大評価もせずに正面から受け止めよう』

とのこと。非常にうなずけます。

『史上最強の人生戦略マニュアル』(フィリップ・マグロー)にも、
『悲観主義者でも楽観主義者でもなく、現実主義者になれ』と書いていましたね。
その主張と似ています。


それでは、今の自分を現実的に見てみると…

「復職してリハビリ半日勤務中である。リハビリはしばらく続く。
 会社に求められていることは…、毎日会社に通うこと!」

そんなに大きなこと、難しいことを求められていないことがわかります。

半日で帰った午後に一人でいると、不安な気持ちになったりすることもありますが、
「現実的に」不安と正面から向き合うと不思議とラクになりますね。

今は一歩一歩、着実に進んでいこう。
posted by 地獄坂 at 20:01| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『Who Moved My Cheese?』Spencer Johnson

Who Moved My Cheese.jpg
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大ベストセラー『チーズはどこへ消えた?』の原著です。

おそらく生まれて初めて、洋書を通して読みました。
元々が寓話的な物語なので、そんなに難しい表現はなく、
比較的ラクに読めました。
難易度的にも量的にも英語リーディングとしてオススメ。


「ユーモアをもって自らをみつめ、変化を楽しめ」という本書のメッセージが、
邦訳を読んだ時よりも深く心に響きました。
辞書と取っ組みながらがんばって読んだからだろうか?

本書は何年も前のベストセラーだけど、
経済激動の今にこそふさわしい内容だと思います。

そう、否が応でも変化は起きるものなのです。
大事なのは「変化を感じ取って、自らが変わること」。

「Move with the cheese and enjoy it!」
この心がけ、大事にしたいものです。
posted by 地獄坂 at 18:18| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年のM1グランプリへのぼやき

今年のM1グランプリに対して、ぼやきます。
M1見ていない人には全く意味のない日記です(笑)

「オレの中で圧勝やった」と島田紳助に言わしめたNonStyleですが、
自分の中では全く笑えなかったです。

確かに、勢いがすごい、ノリが速い、とにかく客を飽きさせない。
その漫才のうまさとスピード感は認めます。
しかし、そのボケの一つ一つをみると、全く期待値を超えていなかったです。
だから、ときどき「くすり」とはするけど「爆笑」までは全然いかなかったんです。

はっきりいって、芸風がかぶっていたキングコングが審査員に酷評されて、
NonStyleが絶賛された理由がさっぱりわからない。

偉そうなこと言うようだけど、「笑いの大事なポイント」って「意外性」だと思うんですよね。
(ホントにお前何様だっていう発言ですな…笑)
その「意外性」が、NonStyleからはすっぽりと抜け落ちていたんですよ。
だから、くりだされるボケに一切爆笑できない。

ケーキで言ったら、「いちごの抜けたショートケーキ」みたいな。
甘くておいしいけど普通すぎる味でワンポイントになる何かが足りないぞー!みたいな。
下手なたとえでホント済みませんm(_ _)m

それに比べたら、同じくファイナルに残ったナイツやオードリーは、
「意外性」とそのコンビにしかだせない「独自色」が出ていたと思うんです。

だから、自分的にはファイナルはナイツ、オードリー、そして笑い飯で戦ってほしかったです。
そう、どストレート漫才ではなくて、曲がりに曲がる変化球漫才どおしでね。


でも、NonStyleのネタで会場は沸いていて審査員も高得点を出していたので、
「一般的には」面白いんでしょうね。
ということは、自分の笑いのツボがどこか一般人からずれているんでしょうね(笑)
NonStyleは決して悪かったわけではないので、今後増えるであろうお笑いの仕事で、
フリートーク含め「意外性」を磨きに磨いていってほしいです。


ちなみに、長々とM1について語ってしまいましたが、
今回のM1で個人的に一番ウケたのは、笑い飯がファイナルから落ちた時西田が言った一言、
「こんなん予想していたんとちゃう!」、でした(笑)
さすが決勝戦の常連、去り際も笑いで締めてくれます。


以上、どうでもいいぼやきでした。
posted by 地獄坂 at 10:35| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月18日

近況報告

先週からリハビリとして半日勤務が始まりましたが、
復帰したらしたで、やっぱり大変ですね(笑)

まず、「空白の8ヶ月」を埋める作業がしんどいです。
なにせこの8ヶ月、本業とは全く関係のない勉強をしていたので、
(ある意味、本業から逃げていたので…笑)
ごっそりと抜け落ちた業務内容と工学的知識を、
毎日頭に再インストールする作業をしています。
やはりその作業は、半日とはいえ疲れます…。

それで思ったのが、業務を思い出すのに
一番効率がいいのは「人に聞くこと」ですね。
そりゃもう、新人と同じ気持ちになって。
人間関係の再構築にもなって一石二鳥です。


そして、大変な理由そのニ。
皆が一日働いているのに自分だけ半日で、
「お先に失礼しまーす」と言って帰るのは後ろめたいです(笑)
しかし、帰ってきたらガクッと疲れているので、
仕事にソフトランディングするためにも今は必要な期間だと思います。
後ろめたく感じる必要はないよ、と毎日自分に言い聞かせています。


半日はヒマなので、毎日日経新聞を読んでいます。
最近はホント企業に関する暗いニュースが多いですね。
「今期○○円赤字」や「○○人削減」とか。
そんな時勢の中、仕事ができて給料ももらえて、
毎日かなり自由にさせてくれているだけでもありがたいと思います。

「自分は恵まれている」
そう思うことって、大事ですね。
posted by 地獄坂 at 20:37| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月17日

『化学業界大研究』南 正明

化学業界大研究.jpg
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「普通就活前に読むだろっ!」という本を今さら読みました。
しかし、最近の景気はアレですし比較的新しい動向が知りたかったんです。
(本書は07年9月刊行)

業界研究本を読むと、内からは見えない様々な点がわかりますね。
例えば…

・化学業界は鉄鋼や自動車などに比べ景気の波を受けにくい

 確かに、最近の新聞を読んでも化学メーカーで、
 「○○人削減」というニュースは見ません。
 安心していいポイントかもしれません。


・化学業界(特に素材)は海外売上比率が高い


 これはひしひしと感じますね。
 だから円高の影響を受けやすい(笑)


・日本の化学メーカーは規模では海外大手に及ばないが高付加価値製品が多い

 その通り、規模で戦ったらダウやBASFには到底かないません。
 でも、鉄鋼などと違って化学の場合、単純に規模の勝負にならないんですよね。
 そこで高付加価値製品をいかに作れるかが中小が生き残れるポイント。


・労働時間の時短では製造業の中で一歩先をゆく

ホント?実感はありませんが、統計的にはそうなるらしいです。
しかし、個人サイドでみたら労働時間は各企業、各部署によるでしょう。


その他、化学メーカーに勤めていたら「なるほど」と思うデータ多数です。
化学が関係ない人にとっては面白くない本です(笑)
posted by 地獄坂 at 15:12| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月15日

『篤姫』終了

NHK大河ドラマ『篤姫』が終了しましたね。
大河ドラマをここまで真剣に見たのは大昔の『武田信玄』以来です。

幕末という時代を、大奥という従来日陰であった場所の視点から展開したドラマだったので、
重要な事件や人物が多少おざなりにされていた点は否めませんでしたが、
「幕末の女達の生きざま」が見れて、毎週非常に楽しめました。


以前、かの有名な『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)を読んだときも思ったのですが、
幕末ものを見たあとは「天命」というものについて考えますね。

幕末の志士達は(篤姫含め)、自らの身分、境遇から行動を大きく制限されながらも、
自らの「天命」を知り、己を捨てて日本国のために能動的に奔走した。
彼らに共通した意識は「公益」だったと思います。

篤姫などその典型です。
篤姫の人生は、大奥への輿入れから将軍の後継ぎ争い、果ては幕末の動乱まで、
はっきりいって傍から見ると時代と運命に翻弄され続けた人生です。
しかし、それでも「徳川家を存続させる」という「天命」を知り主体的に生きた。


幕末の志士達と我々現代人の考え方はそう変わるだろうか?
自分は、同じ人間、そうは変わらないと思います。
ただ、周りの環境が変わっているから意識が変わっているだけ。
だから彼らと同様に「天命」を知り「公益」のために生きることも可能なのだと思います。
ただ、現代はあまりにも選択肢が多すぎるので迷ってしまうだけ。


「歴史を読もう!少々の悩みなど、永遠という観念からは
 まったく取るにたらないものであることがわかる」


と『道はひらける』D.カーネギー先生も言っていましたね。
自分にとって、幕末の物語を見るということはそれに当たります。


最近も、何かと小さなことでくよくよと悩みがちな自分だけど、
そんな時は、「天命」と「公益」という言葉を思い出したいです。
posted by 地獄坂 at 09:44| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月14日

『WALL・E/ウォーリー』

自分の中で『ポニョ』を軽く越えました。
今年一番のアニメ映画です。間違いなく。

『ウォーリー』は、一級のアニメ作品であると同時に、
一級のSF映画であり、また一級のラブストーリーです。
その完成度の高さはものすごいです。
ピクサーの映画作製能力の高さに驚きました。


今回は、予備知識をほとんど入れずに見に行ったのが良かったですね。

「遠い未来、ゴミだらけで人類のいなくなった地球に一人取り残されたゴミ処理ロボット、ウォーリー。
 唯一の相棒のゴキブリと共に、毎日毎日ゴミを処理する日々。
 そんなある日、空から一人のロボット、イブが舞い降りてきた…」

この映画をこれから観る人は、ここまでの予備知識だけで観にいくべきです。
この後に物語は壮大なファンタジーに膨らんでいきます。
そして、その物語は現代のアメリカ人に対する強烈なアイロニーでもあります。
『イーグルアイ』なんて目じゃないような、笑)
それゆえにこの作品は大人が観ても十分に楽しめるのです。


しかし、ピクサーはモノに感情を表現させるのが本当に上手い。
ウォーリーとイブはロボットだから基本的には表情を作ることができないのに、
そのコミカルな動きで感情を見事に表現しています。
おまけに言葉もほとんどしゃべれないのでパントマイムみたいな感じになっています。
その二人のやりとりが観ていて本当におもしろいです。

そんな「心」を持ったロボット達の交流が、
自分には至高の名作漫画『火の鳥』のロビタと重なりました。


今年最後の感動を得たい人には激オススメ!
posted by 地獄坂 at 23:54| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月12日

【紹介記事】本当は怖い血液型性格判断

日本で一番有名で、かつ信じられている擬似科学といえば、
「血液型による性格判断」ですが、
よもや交通事故の事例や就職面接の基準にもされていようとは…。

本当は怖い血液型性格判断−404 Blog Not Found


ここまでくると本当に人種差別と同じですね。

サイエンスアゴラの「擬似科学講演」でも論じられていましたが、
「血液型による性格判断」は誰もがちょっと考えればわかる、「エセ科学」です。

そんな「エセ科学」が文系理系問わず大ブームになってしまう、
この日本人の国民性がちょっと怖いですね…。
posted by 地獄坂 at 14:49| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月11日

『THE21』 「失敗に学ぶ」特集

今号の雑誌『THE21』は 「失敗に学ぶ」特集だったので、
会社に入ってからというもの「失敗」だらけの自分としては、
つい飛びついて買ってしまいました。

一流の人達の「失敗に学ぶ」技術が紹介されているのですが、
グッとくる言葉が多かったので、その一部をご紹介。


○原田泳幸氏(日本マクドナルド会長)

「もし失敗をしない社員がいたとしたら、
 その人は何も仕事をしていないと考えたほうがいいでしょう。
 チャレンジには必ずリスクがともないます。
 そして、チャレンジなしにはビジネスは成功しません」

「自分の強さや独自性を知り、成功体験をもっと大きくしていくことにこそ、
 成長のチャンスがあるのです」


○似鳥照雄氏(ニトリ社長)

「前向きであれば失敗はしてもいい」

「肝心なのは、失敗したときに失敗を隠そうとせず、
 徹底的に原因を追究すること。
 そうして問題解決の糸口を見つけることができれば、
 失敗はいくらでも挽回できるのです」


○経沢香保子氏(トレンダーズ代表)

「失敗して冷静さを失ってしまったときは、
 私は信頼できる人に話を聞いてもらうようにしています。
 客観的に指摘してもらうことで前向きな軌道修正が図れるからです」


○関口康氏(ヤンセンファーマ社長)

「失敗から学ぶための一つのヒントは、過去の記録との比較です。
 失敗の分析は、仮説の前提条件や想定シナリオと現実の差を見つけるのセオリー」


おそらく、これからの長い会社生活において、
また数多くの失敗を体験すると思うので、
これらの「失敗から学ぶ」技術を参考にしたいと思います。
posted by 地獄坂 at 21:30| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TV版『七瀬ふたたび』終了

TV版『七瀬ふたたび』終わりましたね。

全10話なのに9話目まで風呂敷を広げに広げて、
最後にどう畳んでいくのかと思いましたが、ビビりましたね。
畳んだというか、無理やりフィニッシュ(笑)

最終回にして初めて、
TV版七瀬は原作のように能力者としての自覚に目覚め、
自ら血みどろの戦いを挑んでいきましたね。
アクティブテレパスという、ある意味反則的な、
TV版のみの七瀬の能力も最後に「こう使うのか!」と驚きました。
(アクティブテレパス:人の心を読むだけでなく
 直接働きかけることができるテレパス)

原作未読者は「なんだこのアンハッピーエンドぶりは!」と驚いたでしょう。
でも、自分的には原作より全然ハッピーエンドなんです。
なにせ、七瀬と岩渕恒介がアクティブテレパスの力で結ばれたんですから。


最後までいろいろと突っ込みどころ満載のドラマでしたが、
原作ファンとしても楽しませてもらいました。
ただし、柳原可奈子を除いてね(笑)
posted by 地獄坂 at 21:03| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『図解マナー以前の社会人常識』岩下 宣子

マナー以前.jpg
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いまだに、友人の結婚式に行くときに、
「お祝儀をいくらつつんだらいいの?」とか、
偉い人と飲みに行くときに、
「上座ってどこだっけ?」って疑問に思う自分にとっては、
ぴったりの本でした。

とにかく、社会人に必要とされているマナーが、
この本一冊で学べます。
場面場面で読み返す辞書的な本ですね。


哲学者アランは、
「他人に対して礼儀正しくあることは、
 幸福になれる秘訣である」
といっています(『幸福論』より)。


一家に一冊。オススメの本。
posted by 地獄坂 at 15:58| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月09日

復帰一日目

本日、職場復帰一日目でした。

12月は午前中の半日勤務です。

比較的すんなりと普通に過ごせたのですが、
なんやら、組織も大幅に変わり、
プラントも変わり、問題点も変わり、
変わったことだらけです。

周りの皆の会話とかその変化についていけず、
いきなり「焦り」が生じ始めました。
いかん、いかん、焦る時期じゃないだろ今は。
ついていけなくて当たり前じゃないか。

あと、今日はいろんな人へのあいさつ周りもあって、
帰ってきたらぐったりして久々に昼寝しました。

まあ、仕方ないかなと思います。
一日目なんてこんなもんでしょ。


今はまったり、行きます。
posted by 地獄坂 at 17:03| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月08日

『起きていることはすべて正しい』勝間 和代

おきていること.jpg
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現在も進化を続けている勝間和代氏の頭の中を拝見。
カツマ本の集大成ともいえる自己啓発本です。

とにかくボリュームが大きいのに読みやすいです。
いうなれば『最強の人生戦略マニュアル』を3倍やさしく噛み砕いた感じ。
かといって、中身が薄いわけでもなく内容も簡単に実行できるものではありません。
本書の言っていることを本当に理解し実践するためには何度も読み返さなければならないでしょう。
そして、本書はその読み返しに耐えうる本だと思います。


この大著の内容をブログで全部紹介するのはまず不可能なのですが、
著者が読者にいいたいことの大枠だけでも紹介します。


まず、本書を貫くテーマはタイトルの通り「起きていることはすべて正しい」です。
もっと、詳しく書くと、以下の考え方です。

「起きていることはすべて、自分に対するメッセージ、
 あるいは何らかのチャンスとして受け止めよう。
 そして、そのメッセージを分析し、そこに対して自分のパーソナル資産を正しく割り当て、
 使いきり、最大の成果になるように行動を続けよう」


このような心構えをしていると「偶然を幸運に変える能力」、
つまり「セレンディピティ」を向上させることができるといいます。
上の主張は、著者が愛読している『「原因」と「結果」の法則』(ジェームズ・アレン)のテーマを、
より膨らませて現代的にしたような感じですね。


また、著者はセレンディピティを高めるためには「メンタル筋力」を強くする必要があるといいます。
ここで、「メンタル筋力」とは一流と呼ばれている人達が持っているもので、
「メンタルタフネス」の概念をもっと広くした能力のことです。

「メンタル筋力」を高めるためには、以下の心構えが必要だといいます。

1.うれしがりすぎない、悲しがりすぎない  
  メンタルの波は安定させて。悪いときは逆にチャンスと考える。

2.現状を多面的な視点から受け入れる  
  数字を使うなどして、客観的な視点を持つ。

3.メンタル筋力が強い友人とつき合う  
  まさに類は友を呼ぶ。お互いに影響、協力しあう。

4.利他の精神を養う  
  著者がよく言う主張。これを養うには会社という場が最適。

5.小さな成功体験を積み重ねる
  これも会社という場が最適。

6.失敗の芽をあらかじめ摘んでおく
  未来にかかりそうなコストを見て早めに対応しておく。

7.能動的に考える時間を増やす  読書と三毒(妬む、怒る、愚痴る)の追放が最適。


以上はまだ本書の「さわり」で、
この後「メンタル筋力のトレーニング法」が続きます。
続きは実際に買って、自分で確かめてみてください。
というか、私も全て内容を噛み砕けていません(笑)


読後の単純な感想としては、勝間氏は人生において、
実に「人間関係」を重視しているなぁ、と思いました。
著者がとりくんでいるChabo!というプログラムしかり、
周りの人達を巻き込んで大きな仕事をするのが実にうまい。

尋常ではない「メンタル能力」を持っている勝間和代氏でも、
このように一人でできる仕事は限られているのです。
いわんや、我々一般人こそ「人脈」をもっと活用すべし、と思いましたね。


1500円でこの内容、このボリュームははっきりいって安い、と思います。
『7つの習慣』などのガチンコ系自己啓発本がとっつきにくい人にはオススメです。
posted by 地獄坂 at 17:55| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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