2008年10月31日

『ちょっとした勉強のコツ』外山 滋比古

ちょっとした勉強のコツ.jpg
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同著者の『思考の整理学』のエッセンスをよりわかりやすくして、
勉強のコツに焦点を合わせた本ですね。
おそらくターゲットは中高の受験生なのかな、と思います。

もちろん、大人が読んでも勉強のためになることは沢山書いています。
「ちょっとした」という控えめなタイトルではなくて、
「○○になる△△勉強法!」のようなタイトルにしたら売れたのではないかと(笑)


個人の勉強法だけではなく、子どもの教育法についてもいくつか言及されています。
本書を読むと、子どもの能力は如何に親の影響で伸びることか、と思います。
一番大事なポイントは「ほめてやらねば」ですね。
posted by 地獄坂 at 14:46| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

そういえば「モーニングノート」続けていますけど…

そういえば、『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(ジュリア・キャメロン)に従って、
モーニングノート続けています。もうすぐ3ヵ月になりますね。

ところが、本来の「創造性回復」のプログラムから大きく外れて、
自分流にいろいろアレンジを加えたノートになっちゃっています(笑)

五木寛之氏の著作(『人間の関係』など)を参考にして、その日の嬉しかったこと、
自分をほめてあげられることを書いてみたり、
税所弘先生(早起き健康法を提唱している精神科医)の著作を参考にして、
日々の周りの人への感謝の気持ちや自分の誓いを書いてみたり…

もはや、モーニングノートじゃなくて認知療法ノートですね(笑)


しかし、3ヵ月前に比べるとかなり体調は良くなっているので、
この「毎日思ったことをノートに綴る習慣」というのは、
心身にいい影響を与えているのでは、と思います。


有名人でも日記をつけている人は多いらしいですよ。
(ワタミの渡邉美樹社長とか)
自分を見つめなおしたい人には勧められる習慣です。
posted by 地獄坂 at 11:38| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『転職は1億円損をする』石渡 嶺司

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タイトルの『1億円損をする』は、
交通費なし健康保険費なしの場合の極端な例で、
多少扇情的な面は否めませんが、中身は意外とまっとう。

「転職をすると生涯賃金が下がる」という
転職関係業者だったら誰でも知っていることの実際例を本書は紹介しています。

また、転職業者もビジネスでやっているので儲けるカラクリがあります。
その儲けるシステムを知れたのも大きかったですね。
ヘッドハンターが「逆の立場だったらしないですね。だって損だもの」と答えたのが印象深かったです。


昨今の「転職でキャリアアップ!」、
「嫌な会社ならすぐに転職してしまえ!」と若者を煽る風潮に、
一石を投じた一書だという意味で価値ある一冊だと思います。

極論な本ですが、今現在「転職熱」にうかれている若者は、
冷静になってみるという意味で本書を読んだらいかがでしょうか。


なお、本書の欄外の参考文献集はめっちゃ役に立ちます(笑)
posted by 地獄坂 at 09:58| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月30日

『思考の整理学』外山 滋比古

しこうのせいりがく.jpg
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外山滋比古さんの著作を始めて読みました。
この本、1986年に刊行されてそれ以来ロングセラーになっているらしいのですが、
読んで納得ですね。実に実践的、かつ面白い本でした。

昨今は空前の脳科学ブームで、
「右脳」や「潜在意識」を利用しようといった趣旨の本が多く出ていますが、
本書はそういった脳科学用語を一切使わずに、
知的創造の方法を語っています。それも20年以上も前に!


以下、すぐに実践できそうな例を紹介します。

・ひとつのテーマだけを考え続けていてもうまくいかない。
 テーマは2,3個用意するべきである。

・考える素材を集めたら一旦寝させておく。つまり忘却する。
 その後、アイデアは向こうからやってくる。

・何かを調べるときは、目的を明確にしてから情報収集をする。

・何かを思いついたら、すぐにメモをとる用意をしておくこと。

・適度のスポーツは頭の働きをよくする必須の条件。

・考えをまとめようとして、なかなかまとまらないときは、
 とにかく書き始めてしまうことである。
 その後、丹念に推敲すること。

・人間は、ほめてもらうと意欲がわく。
 だから、普段付き合う人は褒めてくれる人を選ぼう。



また本書では、人間が持っている「記憶と再生」という機能は、
いずれコンピューターにとって代わられると示唆しています。
従って、コンピューターでは成し得ない「知的創造」という機能をどれくらいよくできるかによって、
現代人の社会的有用性に違いが出てくると指摘しています。

現在は、まさにそのような状況になっていると思います。
「知的創造」ができる人間になれるよう、今後も努力を続けたいです。


posted by 地獄坂 at 14:45| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月29日

『「残業ゼロ」の人生力』吉越 浩一郎

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『「残業ゼロ」の仕事力』とセットで読むと良い本ですね。
この本を読むと、なぜ吉越浩一郎さんが、
「仕事は生きがいに成り得ない」と言っているかがわかります。

日本人は引退後の人生を「余生」と呼び「余りもの」として扱いがちですが、
吉越さんは引退後こそ本当の人生、すなわち「本生」である!
と述べています。

そして、「本生」を充実させるためには現役時代から準備をしなくてはいけない、
つまり残業をなくして家族のため、自分の趣味のための時間をつくる必要があるということです。


この考え方、実にヨーロッパ的で、
勤勉実直を美徳としてきた日本人には受け入れがたい価値観かもしれませんが、
自分は大いにうなずける部分がありました。

確かに、60歳で引退して80で死ぬとしたらその20年間、
それまで仕事一筋で生きていたら何をして過ごせばいいのか?
それとも、仕事のやりすぎで健康を害して60代で死ぬかもしれない。
自分はそんな人生イヤですね。
60歳を過ぎたら登山、読書など、自分の好きなことをして生きたいです。


ただ、注意しておきたいのは、吉越さんは決して、
「仕事をおろそかにしていい」とは言っていません。
「仕事」をしっかりやってこその「本生」ありきと言っています。


人生哲学としてもオススメの一冊です。
posted by 地獄坂 at 22:58| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『イーグル・アイ』

つくづく、ハリウッドって非現実な設定を映像化するのうまいなぁ、
とこの作品を観て改めて思いました。

『ボーンアイデンティティー』シリーズなどを観て、
アメリカのCIAの使う通信盗聴システム・エシュロンが、
犯罪に使われたら怖いなぁと思ったことがあるんですが、
『イーグル・アイ』はそんな怖さを作品にした映画です。

高度に機器が電子化され、監視カメラに囲まれた社会は、
どこで誰に会話を聞かれているのか、誰に覗かれているのかわからない。
そしてその個人情報が誰かに掴まれているとしたら?

映画前半は、その全ての情報を握った犯人が何者なのかわからないため、
主人公の二人も観客も訳もわからないまま犯罪に巻き込まれています。

しかし、この映画の残念なところは犯人が分かった後です。
一気に先の展開が読めて、サスペンス色が無くなってしまいます。
それと同時に、その非現実な設定自体がB級色を感じさせてしまうのも残念なところ。


前半は一級サスペンス、後半は二級アクション映画といったところでしょうか(笑)
でも、このアイデアを見事に映像化した心意気に私は拍手します。
posted by 地獄坂 at 21:45| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

近況報告

そういえば、今週の診察で、
「復帰してもいいですよ」というドクターのGOサインが降りました。

(ドクター(おそらく30代女性)が復帰の診断書を書いているときに、
 「実は私こういうの書くの初めてなんですよね…」
 という言葉に多少不安を感じましたけど…笑)

自分としては、最近は体調もいいため、
毎週のように「いけると思います!」とドクターに言い続けていたので、
ようやくきたか、という感じです。

しかし、現ドクターのGOサインが降りても、
会社の産業医面談が待っています。
産業医は数多くの休職者を診ている百戦錬磨の猛者です。

以前、「120%の体調になったら戻ってきてもよい」と言われたので、
今度もNotOKになる可能性は高いです。

しかしNotOKになってもショックを受けないように、
脳内シュミレーションは済ませているつもりです。
「たとえまた1,2か月延びたとしてもいいや。読みたい本もいっぱいあるし」
というような心境です。

また、OKになったらなった場合の、
脳内シュミレーションはしておいた方がいいですね。
仕事をしていたのはもう半年以上も前なので大部分忘れていますから。

「OK」と「NotOK」の二つの場合を想定して、
それに対するポジティブな認識も用意しておくこと。
これは、ここ数カ月で『アサーティブ』や『認知療法』関連の本を読んで覚えたことです。


まあ、なにはともあれ焦らずゆっくりやってきます。
posted by 地獄坂 at 11:30| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『「まじめ」で「不器用」な自分を誇りなさい』和田 秀樹

まじめで不器用.jpg
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本書でテーマとして挙げられている、
「まじめ」で「不器用」な人の性格が、
あまりにも自分に当てはまっていたので読んでみました。

本書では、「まじめ」で「不器用」な人を以下のように定義しています。

1.自己内省的である
2.執着性が強い
3.感受性が強く、内省的
4.欲望が強い


以上のような性格から、「まじめ」な人は、
行動を起こしにくくクヨクヨと悩みやすい。
そして、努力型だけど要領が悪いためそれが報われないことが多いとのこと。

うん、すごくわかります。

そんな「まじめ」君に本書では、
「ほんの少しでも自己規制を外して一歩踏み出してみようよ」と提案しています。
つまり「攻め」の気持ちを持とうよということです。

例えば、
「自分には能力がある」とか「自分の意見を言ってもいい」
と思って、実際に行動に移してみることです。
「まじめ」な人は元々堅実な人ですから、
多少ハメを外しても社会の倫理から外れるということはありません。
むしろ、自己規制を外した方が自分の長所である「まじめさ」を、
最大限に活用できると本書では述べています。


自分自身、「空気を読むこと」の息苦しさを身を持って体験していますので、
本書の言うことに大いに同感です。
「まじめ」な人は、そんな自分を誇っていい。


自分みたいに「まじめ」で「不器用」な多くの人にオススメの本です。
posted by 地獄坂 at 10:11| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月28日

『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』小宮 一慶

どくしょほう.jpg
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以前『あなたもいままでの10倍速く本が読める』を読んで、
我流でフォトリーディングを始めましたが、
その結果確かにある種の本を読むときは速くなりましたが、
テーマが重い本を読むとどうしても遅くなってしまう。
むしろそんな本を速読したら頭に入らないんじゃないかと疑問に思っていました。

そこで小宮一憲先生の読書術の登場です。
「速読だけじゃダメ!本は頭をよくするために読め!
というコピーに惹かれました。

小宮さんは、読書のレベルを以下の5段階に分けています。

1.速読

本から必要・十分な知識を短時間でポイントだけ拾う。
つまりは「つまみ食い読書」。これだけでは頭はよくならない。

2.通読レベル1
いわゆる普通の読書。小説とかエッセイがこれにあたる。
ただし、読む前に目的を明確にし、仮説をもつことが大事。

3.通読レベル2
頭を良くする読書。
本に線を引きメモを取りながら読む。
知識・論理的思考力のベースを上げる読書。
専門家が書いた入門テキストがオススメとのこと。

4.熟読
自分の専門分野の興味があるところだけを、
多くの参照文献と関連づけながら論理立てて読む。
つまり専門分野を掘り下げる読書。
ある一つの専門に対しておよそ30時間の「熟読」をすると専門家に匹敵する知識が得られる。

5.重読
いわゆる座右の書。
「意味」を得るためではなく「意識」を高める読書。
同じ本を手元に置いておいてことあるごとに読む。


以上の小宮さんの分類を見て、
自分は2.通読レベル13.通読レベル25.重読は意識的に分けて出来ていましたね。
しかし、本書の肝である4.熟読に関しては取り組んだことはなかったです。

例えば自分の場合、化学が専門ですので、
化学の専門書を集めて集中して「熟読」するのがベストと考えられます。
「熟読」はある意味、フォトリーディングのシントピカル読書に近いのかな、と思いました。


とにかく本書の基本的姿勢、本によって読書法を変えていくという姿勢には大いに賛成です。


また、本書では小宮さんが各読書レベルでどんな本を読んできたかを具体的に挙げていましたが、
「経営コンサルタント」という特殊な職業の方なので、
経営・マーケティング・会計を業務で必要とされている人以外は、
自分で課題図書を見つけていくしかないのではと思います。

個人的には、巻末に紹介されていた小宮さんの「座右の書」が気になり、
さっそくAmazonでチェックしてしまいました。
posted by 地獄坂 at 23:41| ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

【紹介記事】「成長する人」は数を数える

はたまた、思いついたかのように気になった記事を紹介します。

「成長する人」は数を数える−Lifehacking.jp


上記の記事で「納得!」と思ったのは、前半部分の、
「どんな人にでもいますぐに実践することのできる
 最も簡単な「成長術」あるいは「成功術」は、数を数えること」

という言葉です。

以前読んだ、『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』 (小宮一慶)にも、
「数値化するということは物事の究極の具体化である」と書いていましたね。

確かに、勉強するにも、トレーニングするにも、
その勉強時間やランニングの走行距離を記録するとやる気が継続します。

人ってなんだかんだで、自分のやったことを忘れてしまいますから、
記録をすることで「自分で自分をほめてあげること」にもなると思います。
そういう意味でブログ(あるいはmixi)っていいツールですね。


こんなことを書きながら、自分の読書のレビューを数えてみたらいつのまにか140冊超えてた。
(それも4月から…)
身になっているかどうかはわからないけど、褒めてあげよう(笑)

「うん、よくがんばった」

posted by 地獄坂 at 18:01| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『脳と心を味方につける マインドハックス勉強法』佐々木 正悟

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最近は空前の勉強本ブームで、
自分もそれに乗って何冊も読んでしまってますが、
本書は有名な勉強本のエッセンスをつまみ食いするにはうってつけのオトク本でしょう。

実際、本書中には『脳を活かす勉強法』(茂木健一郎)や、
『レバレッジ勉強法』(本田直之)などの、
様々なベストセラー勉強本が参照されています。

逆に言ったら、新鮮味がないともいえるんですが…(笑)


以下、本書ですぐに使えそうと思った点をピックアップします。

1.暗記術

・眠くなって夢見の時間でも暗記はできる
・一度に覚える量は少なくして、数日後にこまめに復習
・思い出すときはリラックスしよう

2.やる気術

・勉強する気が起きないときは、暗い音楽を聴く
 もしくは、イヤな気持ちを紙に書き出す
・勉強するという行動を細かいアクションに分ける
・勉強する場所(喫茶店など)をいくつも持っておく

3.継続術

・続けるのは朝が一番!なぜなら、朝の時間は誰にも奪われないし、
 朝は精神エネルギーが一番高いから
・日記を公開してやる気を保つ
・5分でもいいからやる
・週に一回程度、勉強しない日を決める

4.ノート術

・やっぱりマインドマップ。記憶が残るし、書いててつらくない

5.テスト本番術

・模擬試験やテスト対策は必ずやっておくこと
・解ける問題からドンドン解いていく
・問題用紙の余白にメモを積極的に書いていく
・無理にでも笑顔を作ってリラックス


加えて、英語学習教材として本書では『iKnow!』がベタほめされていますが、
それはあくまで学習開始のハードルを下げるという意味からです。
自分も実際、その意図では『iKnow!』は役に立ちました。
しかし、いつまでも『iKnow!』だけで英語を勉強していくのは効率が悪いだろう、
というのが今の自分の結論です。


本書は読みやすく、実践に移しやすいという意味でオススメ勉強本です。
posted by 地獄坂 at 17:41| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント』石原 明

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一般的に成功者と言われる人々は、
日ごろどんな事を考えてどんな事を実践してきたかが、
本書を読んでわかりました。

「成功者とは成功するまで努力をやめなかった人」というのが、
本書の基本的スタンスなんですが、
個人的に参考となったのが、努力と成果の関係ですね。

普通の人は努力に対して成果が比例して得られることを期待するが、
実際はその関係は二次関数的(曲線)であり、
はじめは努力はほとんど報われないが、
半分以上を過ぎたあたりから急激に成果となって表れてくる
とのこと。

だから、成功者はその報われない努力の時期を耐えるための「仕組化」がうまい。
その例として、時間管理法とイメージ化という手法が本書では説明されています。

他にも参考にできるポイントはいくつもありました。

英語の勉強なども、この「成功曲線」に近いのかなと思います。
初めは泥臭くゴリゴリと勉強しなきゃいけないけれど、
ある時点から「わかる!」「つかえる!」という成果が得られるのではないでしょうか。


しかし、この本で注意しなくてはいけないのが、成功の定義ですね。
本書では定義してないんですが、おそらく経済的・社会的な成功を指しているのだと思います。
だから、「ささやかな家庭を築く」というような夢を持っている人には、
あまり役に立たない本だとは思います(笑)
posted by 地獄坂 at 16:22| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いまさらだけど『おお振り』にハマっています

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アニメにもなっているほど有名なので
「いまさらかよっ!」って話しですが、
『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ)にハマっています。

今まで読んだ野球漫画で一番おもしろいです。

元々自分は、少年野球をやっていたにもかかわらず、
野球には全く興味がなく、TVで親が巨人戦を毎日見ているのを傍から見てて、
「何がおもしろいんだろう?」と思っていた奴でした。

しかし、『おお振り』を読んでやっと、
「野球ってこんな緻密なスポーツだったんだ!」とわかりました。

とにかくこのマンガは、打席での一球一球の描写が細かいんです。
なぜ、その場面でその球種でそのコースに投げるのか、ということが一々説明されています。
そのピッチャー(キャッチャー)とバッターの知的駆け引きがホント面白いんですよね。

もちろん、『おお振り』では「狙った所に必ず投げれるピッチャー」というあり得ない能力の持ち主が主人公なので、
こんな緻密な描写が描けると思います。
実際の野球はもっと「えいやっ!」で投げている場面も多いでしょうね(笑)


しかし、このマンガを読んでからというもの、
TVの野球放映のピッチャーの投げる前の間が楽しめるようになりましたね。
「今首を振ったのはまっすぐで勝負したいからなのかな?」とか
「ここであえて内角に見せ球かー」などなど。


とにかく『おお振り』は単なる「青春野球漫画」ではありません。
(あだち○が量産しているような…笑)
野球オンチの自分でも楽しめるので、ファンだったらより楽しめると思います。
強くオススメします。
posted by 地獄坂 at 14:12| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『「生きづらさ」について 』萱野稔人, 雨宮処凛

いきづらさ.jpg
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雨宮処凛氏の著作の読書二冊目です。
こちらは学者(?)の萱野稔人との対談集となっています。

メンタルな病気という精神的な問題から貧困という物質的な問題まで、
現代の日本の若者たちを覆う「生きづらさ」について語っています。


私が本書で大いに同意できたのは、
現代の日本は「高度なコミュニケーションが要求される社会」であるという点です。
つまり、周りの空気を読んで同調できない人は排除されてしまう社会です。
いじめの問題も、本質は子供達のコミュニケーションの不和にあるのではなく、
その高度なコミュニケーションについていけない子供が排除される構造にある、と本書では述べています。

また、コミュニケーションの不和と貧困との関係も密接であり、
「社会の空気を読めない人々」がニートやフリーターになる傾向があるといいます。

従って、現代はその高度なコミュニケーションについていけない人にとっては、
まことに生きづらい社会になっているのです。


自分自身の話をすれば、
会社に入ってみて「空気を読む力」が要求される場面がなんと多いことか、
と思ったことを思い出します。
しかも、その場面は業務に関係したことだけではありませんでした。
大学時代の単純な人間関係に比べて、会社で求められるコミュニケーションは、
縦横無尽に複雑に絡み合っています。
そこでは空気を読めない人は、簡単に「KY」の烙印を押されます。

思い起こすと、自分がメンタルな病気にかかったのも、
会社で「KY」の烙印を押されることを極端に恐れ、
周りに無理に同調しようとした結果なのかなと思います。

今では、色々考えるところがありまして、
無理して周りと同調する必要などないと思っています。
たとえ「KY」と呼ばれようが、人に嫌われようが、
一回きりの人生、自分らしく生きたいと思っています。
(決して思いやりのない人生を歩もうというわけではないですよ、笑)


以上脱線してしまいましたが、
本書はワーキングプアの問題も含め、
現代の若者を取り巻く問題を把握するには絶好の図書だと言えます。
posted by 地獄坂 at 13:51| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月24日

【紹介記事】毎日ハッピーに過ごすために必要な、たった5つのシンプルな秘訣

かなり納得できる部分があった記事なのでご紹介。

毎日ハッピーに過ごすために必要な、たった5つのシンプルな秘訣−idea*idea


上の記事を要約すると、
「毎日ハッピーに過ごす」ためには…

1.つながりを強める

2.活動的に!

3. 何事にも興味を持つ

4. 学ぶ

5. 与える


の5カ条がポイントとなると科学者が集まって結論を出したらしいです。


自分にあてはめて考えてみると…

1.つながりを強める
 今はほとんど一人で過ごしていて、つながりは親ぐらいだなぁ。
 働いていたら毎日過ごす職場が居心地が良かったらハッピーですよね。

2.活動的に!
 これは単純に運動ですね。今は朝散歩+夕方ジョギング続けています。グッドです。

3. 何事にも興味を持つ
 自分の専門に関係のない分野の本を読みまくっています。いい傾向かな。
 (逆に自分の専門を深めてないんじゃ?という突っ込みもあり)

4. 学ぶ
 今は毎日英語を勉強しています。
 働いていたら、職場が毎日勉強の場と言っていいかもしれませんが、
 仕事とは別に何か勉強することがあった方がいいですよね。

5. 与える
 これは一番難しい(笑)。家事を手伝うとか猫をかわいがるとかでしょうか(笑)
 職場では「朝の気持ちのいいあいさつ」からでも与えることになりますよね。


以上、備忘録という意味もあり、記事を紹介してみました。
posted by 地獄坂 at 11:33| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なぜ「今投資をやめる必要がないのか」

現在の予測不可能な市況の中、
投資についてバンガード社が非常にいいコラムを書いています。

なぜ「今投資をやめる必要がないのか」その4つの理由とは



私は社会人2年目あたりから個人的に投資に興味を持ち、
ちょうどサブプライムバブルがはじける前に実際に投資を始めて、
現在は相当の損失を出して精神的にもヘコんでいます。

はっきりいって、その投資判断は衝動的すぎだったのではと思っていました。

しかし、上記コラムを読んで、見方が少し変わりました。
今は社会人数年目に身を持って投資の怖さを知ったことは、
ある意味幸運だったのではないか、陽転思考をしています。
(また、投資の初期段階で下落市場になったことは逆にお買い得かと、笑)

また、今回の市況の暴落から学んだことは…

・投資というものは余裕資産でやるもの。
 だから、ある程度余裕があるキャッシュは持ち続ける必要がある。

・株は、リターンが大きいゆえにリスクも大きい。
 今回のような暴落が怖いのなら、今後は債権などのローリスク資産を増やせばいい。

・下落相場でも、市場から下りずに愚直にドルコスト投資を続けること。


とにかく、今回の世界同時不況は自分にとって「良い勉強」です。


※もちろんこれは私個人の考えです。投資判断は自己責任でお願いします。
posted by 地獄坂 at 10:56| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月23日

『雨宮処凛の「オールニートニッポン」』雨宮処凛

あめみや.jpg
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『勝間和代の日本を変えよう』の勝間氏との対談を読んで、
雨宮処凛という人物に興味を持ってこの本を読んでみました。

雨宮処凛さん、経歴だけを見るとすごいですね。
21歳の時に右翼団体に入会して、愛国バンドでボーカルで活躍。
その後、「貧困」をテーマとしたライターとして活動。
雨宮さん自身フリーターとして働いた経験があり、
「生きづらさ」ゆえにリストカットの体験もあるという…。

本書は雨宮さんがパーソナリティを務めたネットラジオ番組、
「オールニートニッポン」を書籍化したものです。
この番組、ニートによるニートのための番組で、
リスナーもニートで、スタッフもニートです。
そして呼ばれるゲスト達も日本の本流をはずれた「はぐれ者」たちばかりです。
ちょうどイメージ的に「日経ビジネス」の対極にいるような方々ですね(笑)

そのゲスト達が雨宮さんと、日本の若者のニート問題、貧困問題について語っています。


本書を読んで、日本の貧困問題は根深いな、と思いました。
政治家や企業の管理者層など日本の支配者階級は、
若者の貧困は「自己責任」だという論調に持って行きたがる。
しかし、一概にはそうだとはいえないということが本書から分かります。

フリーターなどの非正規雇用で一番利益を得ているのが実は企業であり、
非正規雇用を進めるよう政治家と組み制度をつくってきたということ。
しかし、長期的視点から見たら、若者の労働力という、
国にとっては重要な資源を将来的にみすみす損失にしているということ。


また、個人の視点からみたら、
「日本の貧困なんて途上国に比べたらたかが知れている。
 選ばなかったらいくらでも仕事はあるだろう」
という支配者層の持ち出す言説は、
若者たちの「生きにくさ」を全く捉えていません。
雨宮さんはこの言説を「犠牲の累進性」といって批判しているんですが、
自分も今は正規ルートを(片足だけ)外れている身だからわかります。
本書には書いていませんが、若者たちは「仕事を選ばなければ」ではなくて、
「自分で仕事を選びたい」のだと思います。
なぜなら、労働は人間にとって最大の尊厳だから。
今の日本はその尊厳を若者から奪っている社会構造になりつつある、と思います。


ニートだけではなくて、
日々なんの疑問もなく生活をしている、正社員にこそ読んで欲しい本といえます。
posted by 地獄坂 at 22:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ガウラすげえ

がうら.jpg

現在、なんだかんだで千葉県袖ヶ浦市に居候しているんですが、
袖ヶ浦、略してガウラはすげえです。


あ、ちなみに上のキャラは袖ヶ浦市のマスコット、ガウラです。
ちょっぴりネガティブな恐竜だそうです。今はやりのご当地ゆるキャラです。
袖ヶ浦市には化石の発掘場などなく、恐竜は全く縁もゆかりもありません(笑)


で、ガウラの何がすごいかというと、福利厚生施設がすごいんですね。

最近体調が良くなってきたので、
午前中に中央図書館に行き夕方まで勉強、
その後、市が運営する健康センター(ガウランド)に行き運動、
という生活パターンをよく送っています。


まず図書館、たいていの本はそろっています。
新刊のビジネス本なども意外とおいています。
それに気づくまで本は買いまくってたんですが、
今では本の購入は3分の1に減っています。
そして、本館には社会人専用勉強机があり、インターネットも利用できるという充実ぶり。
こりゃ、通いますわ。
(毎日通っていたら「こいつホントに社会人か?」と勘繰られそうですが、笑)


次にガウランド、これはまともなスポーツジムといっていい施設ですね。
各種トレーニング器具、プール、人工温泉がそろっています。
それが全部使い放題で一回400円というのが安っ!
自分は平日の夕方にお年寄りに混じってランニングマシンで汗を流して、
バブル風呂でリラックスしてから帰ります。
なんかここに通っていたら、この施設でトレーナーとして働きたくなってきた(笑)
だって、彼らはとても楽しそうなんだもの。


以上、ガウラをほめたたえてきましたが、
観光には来ない方がいいということだけは言っておきましょう(笑)

見どころは「東京ドイツ村」しかありません。
袖ヶ浦とドイツ全然関係ないじゃん?
そもそも、千葉県のど真ん中なのになぜ「東京」?
と、名称からしてつっこみどころ満載なテーマパークですが、
家族づれにとってはそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか。


と、そんな感じで、ガウラに住むのも悪くないと思い始めた今日この頃です。
posted by 地獄坂 at 10:03| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

『いい言葉は、いい人生をつくる』斎藤 茂太

いい言葉は.jpg
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斎藤茂太さんはあまりに多くの著作を出していて、
それがどれも「癒し系」のようなので、
何を読んでいいのか迷っていたんですが、
一番売れている本を選んで正解でした。

この本は、古今の作品から数々のいい言葉を拾ってきて、
そこに斎藤さんが自身の人生観の味付けをしています。
選ばれた言葉は本当にいいものばかりです。

その観点は、直前に読んだ中島義道さんの世界観の真反対です(笑)
こちらはひたすらオプティミストで人間が大好き。

自分の性格は、もしかしたら中島義道氏に近いのかもしれないけれど、
人生を歩むとしたら斎藤茂太さんの人生観で歩みたいですね。
なぜなら、「その方がラクで楽しそう」だから。


とにかく、本書は万人にオススメできる癒し本です。
posted by 地獄坂 at 22:56| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『孤独について―生きるのが困難な人々へ』中島 義道

こどくについて.jpg
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最近ハマっている中島義道先生の語る「孤独論」です。
ただしこの本は、大多数のごく一般的な人々が、
「孤独をどうやって過ごすのか」を書いているのではなく、
中島さんが自身の孤独な人生を自叙伝的に語って、
世間にごく僅かにいるだろう「生きるのが困難な人達」に向けて、
「真に孤独を楽しむ生き方」を書いています。

だから、本書はごく大多数の人にはおよそ必要のない本です。
自分にとっても、ある意味共感できる部分は多かったんですが、
正直いうと「そんな孤独な人生は送りたくない」というのが本音です。


中島先生の自叙伝は、まるで太宰治の『人間失格』をより泥臭くしたような人生です。
文学的でない分、より人間臭いと言えます。
例としてあげると、小学生時代トイレに行くのがイヤでたまらず、
我慢し続けていてよくおもらしをしていたというエピソードが語られています。
(『人間失格』ではそんな小さな悩みは描かれていなかった)

だから、こうして現在、哲学の大学教授としての職を得て、
「人生の孤独」を味わう身分についてことは、
中島先生にとっては大いに成功の人生だろうと思います。
こうして、好きなことを著書にもできるわけだし。

だけど、それは先生が十分に聡明で、かつ運も良かったからなし得たことで、
陰に埋もれた無数の凡才な「生きにくい人々」はどうすればいいんだろう?
と、あまり他人事にならずに心配してしまいました。


とりあえず、本書は、
世間で明るく楽しい人生を送ろうと決めた人達には、
およそ読む必要のない本でした(笑)
posted by 地獄坂 at 10:15| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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