2008年09月30日

『夢をかなえるゾウ』ついにドラマ化

『夢をかなえるゾウ』ついにドラマ化しますね。
スペシャルドラマ(10月2日(木) 20:54から;小栗旬主演)と
連続ドラマ(10月2日(木) 23:58から;水川あさみ主演)の、
2種類があるようです。

夢をかなえるゾウ 公式WEBサイト

原作に近いストーリーは、小栗旬主演のスペシャルの方かな?
果たしてあの独特のガネーシャと主人公のやりとりが再現されて、
視聴者を自己啓発できるのでしょうか?
個人的には典型的なテレビっ子に対して
読書に興味を向けさせるようなドラマにして欲しいと思っています。

でもガネーシャ役は古田新太は演技がうまいので、
原作ガネーシャの「いやらし〜いけどにくめない」感じをだせそうです。
しかし、小栗旬の場合見た目でもう「いけてるサラリーマン」なんですねよね。
主人公の全然いけてない感が表現できそうにない…
ま、客寄せのためイケメンを据えて置かなきゃしょうがないんでしょうけど。
(逆に、いけてない感じを出せるイケメン俳優はニーズがあるから、
 芸能界で生き残れる確率が上がるのでは、笑)

まあ、いろいろ突っ込み所を探しながら見てみます。


水川あさみバージョンの方は…
深夜で予算削減されてB級色強くなるだろうし、
女性が成功するパターンは恋愛絡んでくるだろうし、
いいや!めんどくさそう。見ないにしとこう。


こんなことを書きながら自分は、
『七瀬ふたたび』のドラマ化(10月9日(木)から)の方が気になるのでした(笑)
posted by 地獄坂 at 23:06| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『勝間和代の日本を変えよう』勝間 和代

勝間和代の日本を変えよう.jpg
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まず表紙を見て「写真でかすぎだろ!」と思いました(笑)
ここまで著者の写真を全面に押し出している本はそうそうないでしょ。
それだけ勝間ブランドが社会に認知されてきたということでしょうか。

本書はカツマ本では珍しく、実利優先の本ではなく、
日本の社会問題、特に男女共同参画とワーキングプアについて語った本です。

本書中におさめてある対談が、
漫画家の西原理恵子氏(男女共同参画問題について)、
作家の雨宮処凛氏(ワーキングプア問題について)と、
二人とも女性なので主に働く女性、特にワーキングマザーをターゲットとした本だと思いますが、
非婚で男である自分が読んでもおもしろかったです。
特にその対談部分が本音が出ている感じで良かったです。


西原氏との対談では、双方離婚を経験したワーキングマザーなので、
経験に基づいた身も蓋もないことも言っちゃってますね(笑)
「九州男児と一人っ子は、娘のだんなにもらうな」とか、
「結局、家事を手伝ってくれるかどうかは結婚してみないとわからない」など。


ワーキングプア問題に関しては、
勝間さん自身は経歴を見てもわかるように、
苦労してきたとはいえ日本のエリート街道を上がってきた人なのでプアから程遠い場所にいる人です。
だから、雨宮さんの語る格差の現実に驚きながらも冷静に分析しているといった感じでした。


本書は他の社会問題本より優れていると感じたのは、
提起した問題に対して、終章で具体的な提言をしている点です。
その提言は実現性が薄いといえばその通りですが、
勝間さんほどのブランド力を持つ人が宣言することで、
多少なりとも社会に影響力を与えられると思います。

タイトルどおり、この人は本や様々な活動を通して、
「日本を変えたい」と思っているのだな、と感じました。


日本の社会問題だけではなく、
資本主義の限界や南北格差問題についても言及しています。
実利性は薄いかもしれないけど、今までのカツマ本とは違った深みがある本です。
posted by 地獄坂 at 15:56| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月29日

『海馬/脳は疲れない』池谷 裕二, 糸井 重里

かいば.jpg
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最近、興味があって脳活性化系の本をよく読みますが、
本書は対談形式のため、かなり読みやすい部類に入りましたね。

脳科学者である池谷裕二氏の最新の脳科学の事例を、
糸井重里氏が優しく噛み砕いて、一般向けの脳活用術にしている感じです。

単純に読み物としても面白いし、
脳科学に裏打ちされた自己啓発書として読んでもいいですね。


個人的に収穫だったのは…

・脳は予想以上に使い尽くせる。年齢に関係なく脳の力は伸ばしていける。

・脳は基本的に安定を求めるが、刺激(安定)によって鍛えられる。
 たとえば、旅は刺激になるので脳を鍛える。

・人間が一度に整理できる記憶は7つまで。

・脳はいくら使っても疲れない!疲れるのは目。

・脳の本質はものとものとを結び付けること。
 だから創造的なアイデアは全く関係のないアイデアの組み合わせから生まれる。



他にも使える実例がたくさん語られていますよ。
脳の活性に興味がある人にオススメ。
posted by 地獄坂 at 19:02| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『愛のひだりがわ』筒井康隆

あい.jpg
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ジュブナイルという位置づけなので、読みやすく、
『旅のラゴス』みたいに筒井作品の入門編としてもオススメだと思います。
ちょうど中学生高学年から高校生1年生あたりの次期に読むと感動が大きいかな。

ストーリーは、左腕が不自由な12歳の少女「愛」がたった一人の肉親である母親を失い、
行方不明の父親を探して旅をするというある種の冒険談です。

舞台は近未来の日本ですが、
まるで末法の時代のように治安は悪く、人々の心は荒みきっています。

そんな無法の世界で、無力な「愛」が一人で旅を続けるのは非常に難しいのですが、
そんな彼女の動かない左腕の代わりとなるように、
大型犬デンや博識の老人「ご隠居さん」など、様々な仲間が彼女の旅を助けに現れます。
その仲間たちの手助けで、「愛」は旅の中で様々な困難を乗り越えていきます。
仲間たちを呼び寄せるのも、純粋な心を持ち「犬語」を解する「愛」の能力ゆえ。
犬を数十匹も引き連れて旅をする「愛」を見て、自分は『マンガ版ナウシカ』の姿を重ねました。
そんな少女が旅を通して成長してゆく物語です。


ストーリーだけをみると、実に正統なジュブナイル(童話)なんですけど、
そこは筒井康隆らしく物語に毒をたっぷりと仕込んでいます。
いや、毒というよりは「現実(リアル)」といった方がいいかも。

一番の現実は、「成長するというのは、何かを得ると共に何かを失うこと」だということです。
「愛」は、旅を通して仲間に助けられて人間的にも成長的にも成長してゆくのですが、
それは同時に、社会で自立して一人で生きていかざるを得ない、ということも意味しています。
また、成長してゆくのは子どもの無垢さゆえの「能力」を失うことでもあります。
『となりのトトロ』でいったら、サツキとメイはいつかトトロが見えなくなってしまうのです。
(また宮崎駿たとえですみません、笑)

また、個人的には童話として「キツいなぁ」と感じたのは、
「肉親の愛情」と「思春期の恋愛」の現実をラストで読者に厳しくつきつけている点です。
ラストをまっとうなハッピーエンドで終わらせなかったのが実に筒井康隆らしい、と思いました。


ただのジュブナイルで終わらない、人それぞれの解釈ができる良い作品だと思います。
posted by 地獄坂 at 09:13| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月25日

やっぱり筒井康隆っておもしれー!

家族八景.jpg   七瀬ふたたび.jpg

先日、ゴソゴソと家に置いてある段ボールを整理していたら、
高校時代に読んでいた小説が沢山出てきました。
そのほとんどが筒井康隆の著作でした(笑)

もちろん他の作家も読んでいましたが、
高校生はお金がないので本はほとんど図書館で借りていたんですよね〜
でも、当時の自分にとって筒井作品は別格で、
文庫で出ていたものは買っていました。

はじめに衝撃を受けたのは『霊長類南へ』だったかな?
とにかく、その独特の世界観にハマりにハマって読みに読んでいましたね。
それが今の人格形成にある程度影響しているかもしれません。


そんな昔を懐かしみながら文庫本をペラペラとめくっていたら「ヤバい、止まらない」。
いつの間にか何冊か読み進んでいました(笑)
やっぱり筒井康隆っておもしれー!

ひとまず七瀬シリーズ(『家族八景』『七瀬ふたたび』)は熟読しましたが、最高です。


そういえば、筒井作品は『敵』以来読んでいなかったな〜
そもそも、最近はノンフィクションばっかりで小説自体読んでいなかったなぁ。

それで「今は小説を楽しむいい機会」だと思って、最近の筒井作品をドドッと注文しました。
(時間があるのなら他の作家も読め!って突っ込みは甘んじて受けます、笑)


筒井康隆に興味が出た人は、
『家族八景』『旅のラゴス』あたりから読むといいかもしれません。
文庫で出ているし読みやすいのでオススメですよ。


こんなこと書いていたら、
なんと『七瀬ふたたび』が10月からNHKでドラマ化することを発見!
http://www.nhk.or.jp/drama8/nanase/
あぶねー。見逃すところだった…
(けっして番宣じゃないですよ。たまたまですよ)
posted by 地獄坂 at 22:03| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『生き方』稲盛 和夫

生き方.jpg
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稲盛和夫という名経営者の哲学を知ることができると共に、
万人にオススメできる自己啓発書であると思います。

勤勉、感謝の心、善行、反省に努めることが人格を高めることであり、
そうやって「魂を磨くこと」が生きる目的である
と説いてます。

日本の企業経営者が全員稲盛氏のような哲学を持ってほしいし、
本書を中高生の課題図書にしてもいいぐらいですね。


ただ、人によっては(または時期によっては)、
本書が「救い」にならない場合もあると思います。
われわれ凡人は、そんなに完璧じゃないしそんなに善良でもないからです。

また、『生き方』では「懸命に働くことが人生に必要不可欠なこと」と言っています。
当然自分もそれは一理あると思いますが、
それを3年間頑張ってしようとして体を壊しましたので(笑)、
今では、労働以外に人生の喜びをみつけてもいいのでは、と思っています。


話は変わって、最近『「狂い」のすすめ』(ひろさちや)という本も読みましたが、
同じ仏教的価値観を起源としていても、こんなにも論調が異なるものなんですね。

『「狂い」のすすめ』では、
「目的意識を持つな」「人生は無意味だ、生き甲斐なんていらない」と書いていました。

ばちあたりを覚悟で例えるならば、
同じ釈尊というピッチャーが投げた「仏教」という球が、
ストレートでど真ん中に入ったのが『生き方』で、
ゆる〜いカーブで外角高めストライク(人によってはボール)に決まったのが
『「狂い」のすすめ』といえるでしょうか。

当然、人によって打ちやすい球は違います。
一般論でいえば、将来ある中高生には『生き方』を薦めて、
働き疲れた企業戦士には『「狂い」のすすめ』を薦めたいと思います。

自分は両書の教えを時と場合によって「拾い食い」します(笑)
posted by 地獄坂 at 16:07| 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月24日

『落下の王国』

もともとマイナーな映画という位置づけもあるので、
久々に予備知識なしで映画鑑賞しました。
それが思いのほかおもしろかったです!


この映画の内容は、複雑で説明しづらいですね…
小説でよくつかわれるメタフィクションの手法の映画といったらいいでしょうか。

主人公は5歳の少女で、オレンジの木から落下して腕を折って病院に入院している。
少女は病院内で、同じく落下して足を折って寝たきりになった男性と知り合う。
その男性は少女にある物語(冒険談)を語り始めて、その物語の映像が始まる。
その後、画面は病院と物語を行ったり来たりします。
そして、だんだん虚構と現実の境目が薄くなってきて、
虚構が現実の二人の運命をも左右し始める…


小説ではこういった虚構内虚構という手法は昔からあったので、
この映画自体が前衛的とは決して言えないのですが、
単純に映画として観てて面白かったですね。

まず、冒険談のシーンの映像美がすばらしい。
奥行と色彩感覚が実に美しかったです。
『HERO』みたいな映画が好きな人は合うのではないかと。

あと、個人的にいいなぁと思ったのは、
子供の時の「物語の影響力」をこの映画が見事に表現したことです。
子供の時って、ある強烈な印象をもつ物語を読んだとき(あるいは見たとき)、
その印象がいつまでも頭の中に残っているんですよね。
そして、夢の中に出てきたり、時々物語と現実の区別がつかなかったりしました。
それは大人になってからは得られない感覚で、子供特有のものです。
それを『落下の王国』はうまく表現してくれたな、と思います。


思わぬ予想外のアタリ映画でした(笑)
posted by 地獄坂 at 11:09| 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

HN変えます

ハンドルネーム変えようと思います。

今更ながら、「地獄坂」ってHNは、
怖いし縁起が悪いだろっ!と思ったので(笑)

今後はsetoroでいきたいと思います。

みなさん今後もよろしくおねがいしますm(_ _)m
posted by 地獄坂 at 10:39| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トレラン人気上がってきましたね

先日何気なく、近所の書店のスポーツコーナーを覗いてみたら、
なんと『ランナーズ』等の有名ランニング雑誌の周辺に、
トレイルランニング雑誌が3種類も置いてありました!

こんな田舎の書店にも、トレラン関係の雑誌が3種類も。
もうかなり市民権を得て来たんですね。万感の思い…

ま、こんな自分が何を偉そうにって話なんですけどね(笑)
もともとバリバリやってたわけでもないので。

だけど、病気が快復したらまた楽しみたいと思っているので、
どれか1つの雑誌を読んで癒されようかと思って、ペラペラとめくっていたら、
日本を代表するトレイルランナー鏑木毅氏と石川弘樹氏の対談が載っている『タカタッタ』に決めました。
そこにはなんと、「ち〜む野獣」の元キャプテンの記事も載ってました!
ち〜む野獣」の名前も売れてきている…
これはますますレースで野獣Tシャツを着ることが出来なくなるぞ(笑)


それはそうとして、最近はエクセサイズブームなんでしょうか、
スポーツコーナーではランニング系雑誌以上にサイクリング雑誌が多いですね。
オリエンテーリング雑誌は相変わらずみかけませんが…(笑)

まあ、個人的には有酸素運動は、
シェイプアップにも心身の健康にも良い効果があると思っているので、
こうやって人気が出てきているのはいい傾向だと思います。
posted by 地獄坂 at 10:24| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

『「狂い」のすすめ』ひろ さちや

「狂い」のすすめ.jpg
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原点は五木寛之的な仏教的価値観をベースとしながらも、
語り口はもっと過激で、まさに反常識な書物です。

あるいは『夢がなくても人は死なない』みたいに、
世間の厳しい現実を突きつけている書でもあります。
しかし、こちらの方が宗教的な癒しがあるので個人的には好きです。


個人的に「あっ」と言わされたのが、
「目的意識を持つな」という言説です。
目的意識をもつとそのためだけに生きることになってしまい、
毎日が灰色で楽しくないものになってしまう。

そして著者は「人生は無意味だ、生き甲斐なんていらない」と極論を説いています。
だからこそ、人間は自由なのだ、と。
誰にも遠慮する無くのんびり生きることができるんだと。

また「現在(いま)」を楽しめと!
「過去」を顧みるのではなく、「未来」を飢えるのではなく。
これはキリストや釈迦の言説から引用しています。


もう一つ、自分にとって価値があった言葉は、
「人間は根源的に孤独だということ」です。
だから、孤独を生きなくてはいけないと。
これは何も人との交流をたてと言っているわけではなく、
どんなに人と交流しても人は一人で生まれ、一人で死ぬ。
だから、孤独に耐える力をつけなくてはならない。


ある意味、五木寛之みたいに仏教的価値観を現代人に啓蒙する意図もありながら、
徹頭徹尾反常識な内容でしたね。
宗教的な価値観というのは解釈の仕方によっては、
現代では反常識としてみなされるんですね(笑)


まあ、この本もすべてをうのみにせず、
こういう考え方もありなんだぁ、という感じで読めばいいと思います。
posted by 地獄坂 at 01:56| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

久々の近況報告

久々の近況報告です。
ちょっとネガティブな話題になります(笑)

8月終わりの屋外BBQで友達と話しているとき、
「お前4月から全然治っている感じしねえよ」
「先生の言うこと聞いて、ちゃんと休んだ方がいいんじゃない」
と指摘されて、確かにそうだ、とやっと納得したわけです。

そこで決心して、9月からまさに教科書的な休み方をするようになりました。
週末の山遠征は禁止、外泊も禁止。
飲酒も完全なドクターストップ。
読書も勉強も運動も「疲れない程度まで」という限定つき。
そんな生活を9月からはじめています。
いってみれば「半ひきこもり」生活に突入しました。

それで、状態はよくなっているのかというと、
個人的にはむしろ悪くなっていると感じています。
医者にゆっくり過ごしてくださいと言われても、ボーっとしていたら、
余計な考えがグルングルンとネガティブに頭をめぐりめぐります。
「過去の選択をああしておけばこんなことにはならなかった」とか、
そんな非生産的な考えもたびたび思いつきますね。

それで気づいたのが「オレは極度の寂しがり屋」だったってこと(笑)
だから、病気でも週末には誰かとのコンタクトを望んでいたのですね。
今はそれをやめた反動期かな、とも思います。


とにかく、この種の病気は、治っているっていう実感が湧かないから怖い。
普通のけがだったら「全治○週間」ってはっきりとわかりますからね。
この病気は「心」という掴み所のないものを相手にしているからたちが悪い。


でも、最近色んな思想の本を読んで多少宗教的な価値観に影響されているんですけど、
そこで自分なりに出した結論って「人生生きているだけで価値がある」ってことなんです。
夢とか生きがいとか希望がないと、毎日が本当に辛いけど、
それでも「生きているだけでだれかに価値を与えている」と思いたいんですよね。
同時に「生きているだけでだれかに迷惑をかけている」という面もあると思いますが(笑)


まあ、人生なんて株式相場のチャートみたいなもの、
低迷期もあれば上昇期もある、暴落時もあれば暴騰時もある。
でも、長期的視野で見れば右肩上がりだと思うのです。
(全体株主利益は増大するの法則にあてはめて)
そう期待して、今はゆっくり生活しています。


ここまでの長文を読んでくださったかたはありがとうございました。
元気になった際は、ぜひまた遊んでやってください。おねがいします。
posted by 地獄坂 at 01:30| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月20日

『ハンコック』

のっけからB級テイスト満載の映画でしたね。

アルコールまみれのスーパーマン、ハンコックが周囲への迷惑を顧みず、
犯罪事件を強引に解決していく様に世間は大ブーイング。

そのブーイングぶりはかなり面白かったですね。

そんなハンコックに命を助けられたPRマンが、
ハンコックを更生してスーパーヒーローに仕立て上げようとして説得を重ねる。
そして、遂に正義の味方としての意識を芽生え始めたハンコック!
恥ずかしいコスチュームを身に着け、銀行強盗の現場に直行。
そこで彼はヒーローらしく悪党どもをぶちのめす。
この後、初めてハンコックは英雄としての拍手を受けるのです。
(実はここまではまだ前半ですが、ここはこの映画の最大の見せ場、笑)


しかし、その後!映画は仰天の展開へと突き進む!
いうなればB級テイストはそのままに、
そのおとぼけスタイルを180度ベクトル変更します。

断片的なキーワードを言えば「神に求められたヒーローだの」、
「永遠の愛」だのわけのわからない高尚な言説が延々と繰り広げられます。
そこで、観客はもうついていけません。
終いには、『マトリックスレボリューションズ』のネオVSスミスなみの戦闘を、
街中で二人のお仲間ヒーローがくりひろげます。
もう、迷惑この上ない!市民としてはやめてほしい(笑)


おそらく、この映画は前半は従来のヒーロー映画の常識をくつがえした、
アンチヒーローものを作ろうと意気込んでいたと思うのですが、
その試みは既に『Mr.インクレディブル』で成功しています。

そして、後半ではそのテーマをさらに高尚な次元に高めようとしたのでしょうが、
個人的にはその試みは失敗に終わっていると思います。

最後までB級ヒーローハンコックの活躍の映画でひっぱっていたら、
金曜洋画劇場の常連になっていたと思います(笑)


なんかこの映画を観終わって、同時期に公開されたアンチヒーロー映画、
『ダークナイト』のすごさを改めて思い知らされました。
やはり、ヒーローたるもの、同等の力を持った悪役が必要なのだと思いました。
posted by 地獄坂 at 23:52| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月19日

『あたらしい朝』黒田 硫黄

あたらしい朝.jpg
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久々の黒田硫黄の新連載ですね。

舞台は第二次世界大戦時のドイツ海軍という重いテーマながら、
相変わらずの黒田硫黄らしい楽天主義が目立っています。

今作も「向こう見ずで楽観的な若者」二人が、
怪しい大金を拾ってしまった勢いで海軍に入ってしまうという行動から物語は始まります。

しかし、時代は大戦の開戦初期、
世相は次第にきな臭くなる一方で、いつまでも楽観主義でいられるわけもなく、
1巻目最後で、二人が早くも自分たちの行動を後悔し始めたのが面白かったですね。

今後は、初期の『大日本天狗党絵詞』みたいに、
悲観主義的なせつない展開になっていくのかな?

ちなみに、一巻目は戦争をしながらも悲壮感は薄いです。
ドイツ海軍の日常風景といった感じです。


黒田硫黄ファンはぜひご一読を。
posted by 地獄坂 at 14:33| 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月18日

市場が混乱してますね

リーマンショック云々で世界の金融市場が大混乱していますね。

自分みたいな駆け出しのインデックス投資家は、
(投資家っていうほど投資していませんが…)
知識が少ないため、このような事件が起きると頭がパニくります。

そこで、そんな個人投資家に対するいい記事があったので紹介します。

これからどうする?ーSHINOBY'S WORLD

個人的にはかなり参考になりました。

記事にならって、投資損益を確認してみると、
自分はリスクを取りすぎかな、って思いました。

今後も愚直にドルコスト投資は続けていくつもりですけど、
アセットアロケーションを考え直してリスク資産は減らしていこうかなと思います。
特に、ドル建て商品。今後の円−ドル為替レートがどう動くかが今は不安です。
(ある新聞記事には、将来的には1ドル80円程まで円高が進むって予測も…)


もっとも、玄人の個人インデックス投資家の方々は、
「暴落時は買い時だ」というポジティブシンキングのようで(笑)

「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」9月分の投資を実行―梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー

何事もポジティブシンキングって大事ですね。
posted by 地獄坂 at 18:33| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

『いのちの食べかた』

ナレーション無し、字幕無し、音楽無しの異色のドキュメンタリー映画です。

私たちの日常の食べ物がどんな風に作られているのかを、
ひたすら淡々と流しています。
ドキュメンタリーにしては思想色はかなり薄いです。
だから、感じることは人それぞれだと思います。


各種の野菜、牛、豚、鶏、魚製造過程などなど、
普段お目にかかれない貴重な映像が観れました。
個人的にはほぼ全ての食べ物が工場でコンベヤ式で自動化していて、
人間ってよくもこんなうまいシステムを作ったもんだなと感心しました。

と畜場の映像も多いので、人によっては、
観ると気持ちが悪くなるかもしれませんね。
しかし毎日食べているお肉がどんな風に作られているか、を知るのは貴重な体験だと思います。
TVで放映して欲しいぐらいですね(NHK教育とかで)。


もう上映していないので、予告編だけでも見たい方は以下サイトから。
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/


ちなみに、この映画を観た後の夕食は、
友達と二人で「感謝をこめて」焼肉を食べました。
posted by 地獄坂 at 16:47| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ねこ論

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ひさびさに猫ばなしでも。
そして、軽くうちの猫自慢でも。


夏目漱石は毎日のように猫を眺めていて、
『吾輩は猫である』を創作したと言われています。
自分も同様に、毎日のように猫を眺めていても
そんな文学的なもちろん構想は得られないわけです。

ただ、猫という動物は観察するだけでも実に面白い動物です。
その一挙手一投足が、人に「癒し」を与えているのではないかという極論を言いたくなります。

たまに「犬は番犬として役に立つけれど、猫なんてなんの役にも立たないじゃないか」
と言う人もいるけど、とんでもないことです。
不機嫌で無口な家族の食卓に、ためしに猫を一匹置いてごらんなさい。
それだけでその場がどんなになごむことか。その効果は絶大です。


また、猫の行動を見ていると「幸せ」ってなんだろなぁって時々思います。

うちの猫(クー♂)は10年程前に捨てられているのを拾われてきて、
今は家猫として一日3食べていて、寝たい時にぐーぐー寝ます。

元々は外猫だったので夕方あたりに外に出たがりニャーニャー泣いて、
母親がだっこして外に散歩に出かけます。

また、一月に一回ぐらい家から脱走して、4,5日したらお腹が減って戻ってきます。
(悲しいかな、クーは外でえさを見つける能力がないのです)

外から帰ってきたら、猫用シャンプーでわしゃわしゃ洗われて、
ご飯をたらふく食べて、またぐーぐー寝ます。


そんなクーの行動をつぶさにながめていると、とても「幸せ」そうなんですよね。
特に寝ているときのその幸せ顔っといったらないです。
(猫飼っている人だったらわかるでしょ?)

そうやって猫の行動を毎日見ていると、
おいしくご飯を食べたり、
気持ちよく寝たり、気ままに遊んだり…
そんな日常的な行動が満足に出来ることが「幸せ」なんじゃないかと思いました。
なんか、メーテルリンクの『青い鳥』みたいな、陳腐な結論ですが。


まあ、猫好きの妄言として流して読んでください(笑)
posted by 地獄坂 at 00:04| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月16日

『夢がなくても人は死なない』三浦 展

夢がなくても人は死なない.jpg
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『下流社会』で有名な三浦展が、対談やインタビューを通して、
若者たちに「働くことの意味」を語ります。

三浦氏は『下流社会』で、
夢を追ったり自分探しをしている若者ほど下流に堕ちやすい、と指摘していましたが。
本書もほぼ同じ論調です。
タイトルの『夢がなくても人は死なない』というテーマは、
ある人によっては救いになっても、ある人にとってはダメージになるでしょうね。
自分にとっては多少ダメージでした(笑)

本書で語られるメッセージはひたすら現実的で身もふたもないです。

「『好きなことを仕事にする』という考え方が問題なんじゃないか」

「つまらない仕事を毎日きちんとできることが、社会で求められる一番の才能なんだ」

「好きなことがわからなかったら、疲れ果てるまで働け!」


などなど。
つまり、社会の型にはまって四の五の言わず働けっていうことですね。


また、三浦氏は本書で日本の教育によくある、
「夢をかなえよう」や「好きなことを仕事にしよう」という教えに疑問を呈しています。
加えて、社会に出て働くには中学校程度の教育で十分とも説いています。

自分は大学院まで社会に対する幻想を抱きながら勉強を続けて、
会社に入って「今までの勉強がほとんど役に立たない」ってことを知って挫折した精神的弱者です。
まあ、それは社会に関する現実的なリサーチをしなかった自分が悪いのですが、
日本の教育界が社会の現実を子供たちからとことん隠蔽しているのも問題を感じますね。


例えば…

「あなたがプロ野球選手や漫画家になりたいと思うのはいいけれど、なれるのはほんの数%の人だけだよ」

「理系職種より文系職種の方が生涯賃金がこれだけ高いよ」

「一生懸命勉強するのは、社会で必要とされている学歴というレッテルを得るためだよ」

こんな風に、現実を子供たちに教えてあげるのも、
大人たちの役目なのでは、と今は思います。
または高校生ぐらいのうちに、「好きなこと」ではなくて、
「適正があること」で進路を振り分けるとかね。
そうした方が挫折したり社会に適合できない若者が減るのではないかと。

「夢」がなさすぎますかね(笑)

いかんいかん、なんかネガティブ思考に陥っているから
英語の勉強でもしようっと!
posted by 地獄坂 at 12:23| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月15日

『ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100』スティーブ ソレイシィ, ロビン ソレイシィ

ネイティブなら子どものときに身につける.jpg
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読みやすさとコストパフォーマンスは、
『たったの72パターンでこんなに話せる英会話』より上です。

義務教育で教えてくれないけど、
日常会話で絶対に使いそうなフレーズを教えてくれます。

例えば…

・「どうぞ」は「Please.」ではなくて「Go ahead.」

・「おしい!」は「Almost!」

・「How about 〜」は限定された条件でしか使えない

などなど。

付属CDにも解説がついているので、
CDだけ聞いていてもフレーズを覚えられそうです。

これも車のBGMに決定です(笑)
posted by 地獄坂 at 22:02| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『誰も知らない』

主演の柳楽優弥がカンヌで主演男優賞をとったことで有名な作品です。


一言で語ると、とてつもなくせつない映画でした。

母親に見捨てられた子供たちが日常生活を送る様子を、
淡々と撮っていく映画です。本当に淡々と。
その視点は冷静であり、もっというと冷徹です。
子供たちは過酷な現実にもかかわらず「泣かない」し、
映像も観客を決して「泣かせよう」とはしません。

タイトルは『誰も知らない』となっていますが、
個人的には本当は『誰も知ろうとしない』だと思いました。
物語に出てくる大人たちは、子供たちの現実に気づいていたはずなのに、
決してそれを直視しようとはしませんでした。

途中、登校拒否をしている女子高生が子供たちと遊び始めますが、
彼女も結局は自分の居場所が欲しかっただけの「子供」で、
本当の意味で彼らを助けようとはしていませんでした。


その過酷な映像に140分間目が離せなかったですが、
正直言って、より不幸になるしか道がない物語を観るのは正直きつかったですね。
偽善的かもしれませんが、子供たちが苦しむのを観るのはつらいです。

これが大衆的な映画であったら、「救い」や「奇跡」を用意してくれるんですけどね。
是枝裕和監督って、現実的で残酷な人ですね。


傑作だとは思いますが、
映画に娯楽を求めている人にはオススメできない作品です。
posted by 地獄坂 at 21:41| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

『ラクして成果が上がる理系的仕事術』鎌田 浩毅

ラクして成果が上がる理系的仕事術.jpg
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「理系」ってキーワードにビビっと反応して読んでみましたが、
内容は理系も文系も関係ないよくある知的生産方法の本でした。

本書の主要テーマは「アウトプット至上主義」であり、
例えば、論文を書くとか本を書くとか、
日々文章を書くことを生業としている人にとってはうまくまとまった本だと思います。

ただ、同じ「アウトプット優先本」だったら、
勝間和代さんや本多直之さんの知的生産術本の方が読みやすいので、
自分だったらそちらの方をオススメします。


読んでいて気になったのが、
本書では「理系的思考法」と「文系的思考法」を明確に分けているけど、
知識の面から語るのだったらいざ知らず、
知的生産方法でいったらそう単純に理系と文系に分けられないのでは?と思います。

そんなこと考えるのも、自分は専門は理系であるけれども、
最近、考え方は「理系的思考」なのか「文系的思考」なのかわからなくなっています。
というか、そんな分け方はどうだっていいとも思っています(笑)
posted by 地獄坂 at 12:29| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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